前置き
ハイパーブーストに関しては、エッジが販売されております。

超厚底でありながら抜群の安定性を誇るアディダスの「HYPERBOOST EDGE(ハイパーブースト エッジ)」。その遺伝子を引き継ぎ、シリーズ化の第二弾として登場したのが、今回ご紹介する「HYPERBOOST RUN(ハイパーブースト ラン)」です。
2026年8月1日に発売された注目のデイリートレーナーですが、実際に着用して走ってみた率直な感想・レビューをお届けします。
「見た目はかなりカッコいいけれど、買いなのか?」 「話題のADIZERO EVO SLと何が違うのか?」
購入を検討しているランナーの疑問を徹底解剖します!

HYPERBOOST RUNの基本スペック&EDGEとの比較
まずはHYPERBOOST RUNの主な仕様と、先行して販売されている上位モデル「HYPERBOOST EDGE」との違いから見ていきましょう。
定価: 19,800円(税込)
重量: 約247g(27.0cm片足)
スタックハイト: かかと部 38mm / 前足部 32mm(ドロップ 6mm)
ミッドソール: HYPERBOOST PRO
アウトソール: Continental™ラバー × LIGHT TRACTION
【比較】HYPERBOOST EDGE vs HYPERBOOST RUN
![]() HYPERBOOST EDGE | ![]() HYPERBOOST RUN | |
|---|---|---|
| 定価 | 24,200円 | 19,800円 |
| 重量 | 255g(27.0cm) | 約247g(27.0cm) |
| 厚さ | かかと部 45.0mm 前足部 39mm | かかと部38mm 前足部32mm |
| ドロップ | 6mm | 6mm |
| ミッドソール素材 | HYPERBOOST PRO | HYPERBOOST PRO |
| 用途 | プレート無しのスーパートレーナー | プレート無しのデイリートレーナー |
厚みが削られた分だけ軽量化され、価格も1万円台に抑えられています。
SUPERNOVAシリーズのポジションを置き換えるような、アディダスの新たなデイリートレーナーの核となる一足です。
用途から見ても分かるようにエッジはスーパートレーナー、RUNはデイリートレーナーとしての位置づけとなります。
ライバルシューズとのスペック比較・比較表
ライバルとして挙げるシューズは以下の通りです。
比較対象①:PUMA VELOCITY NITRO5

比較対象②:NEWBALANCE FUELCELL REBEL V5

REBELはSUPERCOMP REBEL V1として新作がリリース予定です。
それに関しては別の機会に…
比較対象③:NIKE PEGASUS PLUS

![]() HYPERBOOST RUN | ![]() VELOCITY NITRO5 | ![]() FUELCELL REBEL V5 | ![]() PEGASUS PLUS | |
|---|---|---|---|---|
| 定価 | 19,800円 | 16,500円 | 16,940円 | 19,800円 |
| 重量 | 約247g(27.0cm) | 240g(27.0cm) | 227g(27.0cm)実測:198g(25.5cm) | 245g(28.0cm) |
| 厚さ(スタックハイト) | かかと部38mm 前足部32mm | かかと部36mm 前足部28mm | かかと部分35.0mm、前足部29.0mm | かかと部分??mm、前足部??mm |
| ドロップ | 6mm | 8mm | 6mm | 10mm |
| ミッドソール素材 | HYPERBOOST PRO | NITRO | FUELCELL(PEBAX配合) | REACT X ZOOM X |
比較結果①:重量からハイパーブースト ランを評価
重量は約247g(27.0cm)です。
比較対象内ではREBEL V5が最軽量でヴェロシティニトロ5とほぼ同等となります。
ペガサスプラスも意外と軽いです。
ヴェロシティニトロ5より低ドロップの割には重量差が開いていないですし、デイリートレーナーで250g以下であればとても軽量です。
比較結果②:厚さ(スタックハイト)からHYPERBOOST RUNを評価
・ スタックハイト(厚さ):かかと部38mm 前足部32mm ドロップ6mm
最大のライバルであるヴェロシティニトロ5と比較しても厚みがしっかりとあります。
REBEL V5と比較しても厚みがありますが、REBEL V5はミッドソール素材がかなり柔らかいので厚みよりも違和感がありません。
ペガサスプラスとの比較ですが、個人的には圧倒的にHYPERBOOSTの方が反発性も快適性も上と評価します。
HYPERBOOST RUNのサイズ感について
25.5cmを着用しましたが、ジャストフィットでした。
参考に管理人が着用したランニングシューズは以下の通りです。
ハイパーブースト ラン のミッドソールについて
ミッドソール「HYPERBOOST PRO」の感触と硬さ
10年以上の歴史を誇るBOOSTフォームの熟成版「HYPERBOOST PRO」は、アディダスのクッショニング素材の中では「中間〜やや硬め」のフィーリングです。
- SUPERNOVA(DREAMSTRIKE+)との比較: HYPERBOOST PROの方が硬めだが、反発レスポンスは上。
- EDGEとの比較: EDGEは45mmの超厚底ゆえにやや硬めの素材感が心地よかったのに対し、RUN(38mm)ではダイレクトに硬さが目立ちやすい。
反発のレスポンスが早いため、「接地時間が短く、弾むような走りを好むランナー」やピッチ走法との相性が良いミッドソールと言えます。
超重要!「ADIZERO EVO SL」との比較・履き分け
同じデイリートレーナー枠として大人気の「ADIZERO EVO SL」と迷う方も多いはず。両者を比較すると以下のような違いがあります。
【HYPERBOOST RUN】
- 特徴: EVO SLより硬め / 安定性が高い / 芯のある反発感
- 向いている人: 安定性を重視したい人、踵・フラット着地、ピッチ走法、初心者〜中級者の日常ジョグ
【ADIZERO EVO SL】
- 特徴: 柔らかい / 強い沈み込みと反発 / レースシューズ(アディオスプロ4)に近いフィーリング
- 向いている人: 柔らかさと反発を好む人、ADIOS PRO 4を履きこなすランナーの練習履き
①衝撃吸収性
6.5点
厚みが薄くなった分、ミッドソールの硬さをダイレクトに感じます。
無駄な沈み込みが少ない適度なクッション性ですが、柔らかさ重視ならEVO SLに軍配が上がります。
②安定性
8.5点
幅広のアウトソールと沈み込みすぎない素材感により、ブレにくく着地安定性は非常に高いです。
③反発性・推進力
6.5点
硬質なスーパーボールのようなポンポンと弾む反発感。
レスポンスが早いため、接地時間が短いランナーにフィットします。
④耐久性・寿命
9点(暫定)

へたりにくいHYPERBOOST PROと、耐摩耗性に定評のあるContinental™ラバーの組み合わせで長寿命が期待できます。
⑤グリップ
8.5点
LIGHT TRACTIONとコンチネンタルラバーのハイブリッド構成により、全天候で不安のない良好なグリップを発揮します。
総合点37.0点/50点満点
PUMAで例えると、ヴェロシティニトロ5がHYPERBOOST RUN、ディヴィエイトピュアニトロがEVO SLという形です。
ランニング中級者あたりが使用するデイリートレーナーとしておススメの一足という印象です。
実物を着用してみて感じたのは、想像以上に安定性が高いという事でした。
EVO SLとの比較となりますが、個人的にはEVO SLの方が好みでした。
管理人は安定性は重視せず柔らかめのランニングシューズを好みます。
EVO SLの方が管理人の志向にはマッチしており、HYPERBOOST RUNは安定性と反発性を両立したランナーさん向けかなと感じました。
・初心者ランナーさん
・安定性と反発性を求めるランナーさん
・ゆっくりめのペース
・踵着地またはフラット着地
→ フォアフット着地だと硬さが目立つので扱いにくい
HYPERBOOST RUNがマッチするランナー・まとめ
最後に「HYPERBOOST RUN」のポイントと、おすすめできるランナー像をまとめます。
おすすめのランナータイプ
- 安定性としっかりした反発感を重視するランナー
- 初心者〜中級者で、ゆったりペースのジョグで使いたい方
- 踵着地(ヒールストライク)またはフラット着地のランナー
まとめ&率直な感想
見た目のデザインは非常にカッコよく、日常履きからジョギングまでこなせる万能感はあります。
しかし、個人的には「柔らかく弾むEVO SL」の出来が良すぎるため、HYPERBOOST RUNは少し中途半端な立ち位置に感じてしまいました。
着地時の「絶対的な安定感」や「適度な硬さによる扱いやすさ」を求めるランナーにはハマる一足ですが、私はよりクッションの柔らかいEVO SLを選びます!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
