NEWBALANCE FUELCELL REBEL V5 前作より大幅に進化を感じた一足でした。【レビュー・PR】

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前置き

NEWBALANCE FUELCELL REBELは先代V4を所有していました。

ニューバランス社は、ほぼ全てのモデルで毎年バージョンアップをしている印象です。

前作REBEL V4よりさらに厚くなりました。

しかし、35mmと厚底と薄底の中間であるいわゆる中底と称するシューズへと進化しています。

V5に進化したことで、足元のFUELCELLが増量されて衝撃吸収性が向上した点と、アウトソールの設計が一新され、前足部の安定性、耐久性とグリップが向上しているのは見た目で分かりました。

5代目となったFUELCELL REBEL V5について実物を着用しましたので記事にしていきます。

2025年7月3日現在:↓のリンクの中では楽天市場が最安値です。

FUELCELL REBEL V5のチェックポイント

主な特徴

・重量:227g
・厚さ:かかと部分35.0mm、前足部29.0mm ドロップ6mm
・価格:16,940円

 → 価格ほぼ据え置きに好感!
・ミッドソールは「FUELCELL(PEBAX配合)」を採用
・プレート類非装着のため、クセがなく走りやすい。
・アウトソールは前足部全体にラバーを配置しており耐久性が良さそう。
・アッパーはエンジニアードメッシュ

公式サイトに比較があったので、掲載します。

管理人がライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。

比較対象①:ASICS NOVABLAST 5

比較対象②:ADIDAS ADIZERO SL2

比較対象③:NIKE ZOOM PEGASUS 41

今回は同価格帯のシューズで纏めてみました。

比較表

本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。

スクロールできます

FUELCELL REBEL V5

NOVABLAST 5

ADIZERO SL2

NIKE ZOOM PEGASUS41
定価16,940円16,500円14,300円16,500円
重量227g公式サイトより実測:230g(25.5cm)240g(27.0cm)実測222g(25.5cmワイド)297g(28.0cm)
厚さかかと部分35.0mm、前足部29.0mmかかと部分41.5mm、前足部33.5mmかかと部分36mm、前足部26mmかかと部分36mm、前足部26mm
ドロップ6mm8.0mm10mm10mm
ミッドソール素材FUELCELLFF BLAST MAXミッドソール素材 LIGHTSTRIKE PRO / LIGHTSTRIKE2.0
前足部~中速部あたりサンドウィッチ形状
Air Zoomユニット2つ / ReactX

比較結果①:重量からFUELCELL REBEL V5を評価

カタログスペック上は、比較対象内で最軽量クラスという結果となりました。

公式サイトの比較表で前作と比較すると、およそ30g重くなったようです。

参考サイズが不明なので、この点はなんともいえないところです。

前作が25.0cmで178gでしたので、同サイズだと208g前後になっているものと思われます。

比較結果②:厚さからFUELCELL REBEL V5を比較

かかとの厚さは35mmです。

ADIZERO SL2が35mmとほぼ同じ厚さです。

実物を手に取ってみると、ADIZERO SL2よりさらに軽く感じます。

比較対象内ではノヴァブラスト5が最も厚みがありますが、衝撃吸収性や反発性は最も似たような感覚でした。

ペガサス41と比較すると厚みがありつつ軽量であることから、REBEL V5がいかに性能が高いシューズであるかが良く分かります。

FUELCELL REBEL V5のサイズ感について

25.5cmがジャストフィットです。

他のニューバランスのシューズも全て25.5cmを愛用しています。

参考に管理人が着用してきた過去のランニングシューズのサイズを↓に記載します。

・プーマディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマファストアールニトロ2 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0cm
・アディダス アディオスプロ4 25.5cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・アディダス ボストン13 25.5cm
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%4 26.0cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ6    25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・アシックス メタスピードパリ(共通) 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ4 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ニューバランス REBEL V4 25.5cm
・ニューバランス FRESHFOAM X 1080 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 2.0 25.5cm

FUELCELL REBEL V5のミッドソールについて

構成はFUELCELL(PEBAX配合)です。

・FUELCELL

前作V4以降PEBAXを配合することで、ミッドソールが柔らかめの感触となりました。

V5へと進化したことで、厚みが増した分もあると思いますが発泡率も多少変わったようで前作とは別物と感じるくらいポジティブな変化がありました。

前作V4の感想としては、トータルバランスが良いシューズだと感じていました。

V5へとバージョンアップしたことで、重量は重くなりましたが全体的な性能が向上しました。

V4は軽量以外に尖った性能面は感じず、全体的に無難に纏まった優等生という印象でした。

管理人的には面白みを感じることができなかったので、最終的には知人に譲ってしまいました。

V5は着用してみて心の中で「これは良いかも」と心の中で呟いてしまう一足でした。

同価格帯のシューズでは、最も軽量なのでとにかく軽いシューズが欲しいランナーさんにはおススメです。

FUELCELL REBEL V5のフィット感について

全く文句なしの着用感でした。

足首周りのホールド感も良いし、アッパーのフィット感も良いです。

ニューバランスのシューズの特徴ですが、やや幅が狭いのでワイドな人にはやや厳しいかもです

FUELCELL REBEL V4との違い

REBEL V4で唯一不満に感じていたのは、フォアフット着地の際に弾み方が好みではありませんでした。

ヒールストライク着地時には柔らかく感じるのですが、フォアフットだとやや硬めに感じていたのです。

そこが不満で練習用のシューズをノヴァブラスト5にしたのですが、ノヴァブラスト5並みにフォアフットで着地しても弾む感じが好印象です。

また、安定性も前作で大幅に向上しましたが、V5ではさらに良くなりました。

重量はやや重くなったものの、管理人的には反発性とクッション性の向上を感じることができたのでポジティブに受け留めることができました。

前作と比較して重くなったものの、全体的な性能が向上してより厚底ランニングシューズに近い感覚へと進化しました。

筋肉量が少なくて軽量性を重視するなら、前作のREBEL V4の方が良いかもしれません。

他社シューズとの違い

管理人の走りで感じたのは比較対象内ではもっともREBEL V5が好印象です。

ノヴァブラスト5との比較

ノヴァブラスト5は練習用としてメインで使用していますが、衝撃吸収性と反発性のバランスが非常に良い一足です。

REBEL V5も衝撃吸収性ではややノヴァブラスト5より劣るものの、フォアフット時に弾むような反発があり楽しいと思える一一足になっていました。

ノヴァブラスト5の衝撃吸収性が優位なのは、厚みが4.5mmも上回っているからだと感じます。

しかし、REBEL V5はノヴァブラスト5の性能に肉薄しつつ軽量なので、走ってみた印象ではREBEL V5の方が管理人の中では好みでした。

ノヴァブラスト5を履きつぶしたら、次の練習用シューズの買い替え候補筆頭です。

ADIZERO SL2との比較

スペック的にはSL2に一番近いのですが、SL2の方が硬めで安定性に優れている印象です。

SL2の場合はLIGHTSTRIKE2.0がやや硬めなので、LIGHTSTRIKE PROを真ん中に挟み込んでいたとしても、REBEL V5と比較するとやや硬めの印象です。

トレーニング用として安定性が重視で弾むシューズは不要であれば、SL2はおススメできますが、全体の性能面で比較するとREBEL V5の方が優れていると言わざるを得ません。

PEGASUS41との比較

個人的にペガサス41は苦手なシューズです。

理由はほかの比較対象と比べて明らかに硬いからです。

また、ロッカー構造がやや強めなので、前足部が薄く感じるからです。

地面へのダイレクト感が最も感じられるといえばポジティブなのですが、

比較対象のシューズと比較すると明らかに

①衝撃吸収性

8.5点

同じ厚さのADIZERO SL2よりも衝撃吸収性は高いです。

ミッドソールが柔らかめなので、厚底シューズ並みにクッション性は高いです。

いわゆる中底とカテゴリーされるシューズの中では最もクッション性が優れています。

②安定性

9点

安定性は前作と比較しても大幅に改善されました。

前作も安定性は向上したと感じていましたが、V5になってさらに安定性は増しました。

足首周りのホールド感も良いので、中底の中では最も推せる一足となりました。

③反発性・推進力

8点

厚底のノヴァブラスト5と互角の反発性です。

特にフォアフットでの着地では、「おおっ」っと心の中で感じるくらい弾む感覚があるのです。

プレートなし、ミッドソールが柔らかめなので推進力は高くありませんが、このくらいの反発性があれば文句なしです!

④耐久性・寿命

9点(暫定)

比較的ニューバランスのシューズは耐久性が高いです。

アウトソールの耐摩耗性はアシックスには劣るものの、ミッドソールの性能劣化はあまり感じられないのでシューグーのような補修材を使用すれば、500km近く使用できるものと感じています。

⑤グリップ

9点

アウトソールの形状が前作と比較して大幅に変わりました。

この恩恵でグリップが非常に上がった印象です。

雨の日でも安心して使えそうです。

総合点43.5点/50点満点

かなりの高評価となりました。

メインの練習用シューズがノヴァブラスト5なのですが、ノヴァブラスト5並みの性能でさらにノヴァブラスト5より軽量なのだから評価が高くなって当然です。

練習用シューズの買い替え候補の筆頭です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はFUELCELL REBEL V5のレビュー記事を書いてみました。

FUELCELL REBEL V5の主なポイント

・重量:227g
・厚さ:かかと部分35.0mm、前足部29.0mm ドロップ6mm
・価格:16,940円

 → 価格ほぼ据え置きに好感!
・ミッドソールは「FUELCELL」を採用
・プレート類非装着のため、クセがなく走りやすい。
・アウトソールは前足部全体にラバーを配置しており耐久性が良さそう。
・アッパーはエンジニアードメッシュ

特筆すべきは軽量であることです。

厚底シューズが苦手なランナーさんには是非とも試していただきたい一足です。

プレートが入っていないので、余計な助力は不要というランナーさんにも良いと思います。

昔の薄底レース用シューズ寄りで軽いことから、筋肉量が少なめで体重が軽めのランナーさんにもピッタリです。

軽量性を重視するなら旧モデルのREBEL V4を推します。

逆に走力が高いランナーさんであると不満が出そうと感じましたが、厚みが増して反発が増した分扱いやすくなっているかと思います。

現在練習用として活躍してくれてるノヴァブラスト5を履きつぶしたら、買い替えしたいと思っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

↓価格を調査したところ楽天市場さんから出品されているREBEL V5の最安値は定価より安く13,999円となっております。(2025年7月3日現在)

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
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