前置き

前回の記事ではMETASPEED TOKYOシリーズの中でも、EDGEとSKYの特集記事を書きました。
これまではEDGEとSKYが最高峰でしたが、更なる軽量化に特化した最高峰シューズとしてRAYが爆誕です!
片足重量がなんと129g(27cm)とADIDAS最高峰のADIOSPRO EVO2の138gを凌駕する超軽量シューズとなっています。
メタスピード RAYに関しては、アシックス最強シューズとして大きな進化がありましたので、記事にしていきます。
METASPEED RAYの最大のポイント
重量129g(27cm)と厚底ランニングシューズの中で他社を凌駕する軽さとなりました。

また、価格面でも33,000円なので一般ランナーの我々でも少し頑張れば購入できる価格となっている点も評価に値します。
ADIOSPRO EVO2は82,500円なので、2倍以上の価格差も大きいです。
ミッドソール素材に「FF LEAP™」という最新素材をミッドソール全面採用しました。
メタスピードパリシリーズで採用されていた「FF TURBO PLUS」 と比較し約15.0%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上しています。

さらにインソールにも「FF LEAP™」を採用しており、インソール側でも恩恵を受けられる構造となっています。
メタスピード系はミッドソールが硬いと揶揄されることもありましたが、他社と肩を並べるクッション性に生まれ変わったことが分かります。
昨今の厚底ランニングシューズはミッドソール素材が柔らかくなることがトレンドなのでアシックスも同様の流れに乗ったと考えられます。
ASICS METASPEED RAYの特徴
・重量は他社を圧倒する片足129g(27.0cm)となった。
・価格は33,000円だが、性能・重量面から鑑みるとコスパ最強!
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を全面採用
→ SKYとEDGEは一部はEVA
特にクッション性の向上に期待しています。
・アッパーはモーションラップアッパー 3.0より軽量・ホールド性が高い「MATRYX®(マトリックス)」を採用
・カーボンプレートは、母指球~土踏まず部分のみ採用することで軽量が徹底されている。
ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。
ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。
比較対象①:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO EVO2

比較対象②:PUMA FAST-R NITRO ELITE3

比較対象③:NIKE VAPORFLY4

実物を着用して、感触を確認してから比較対象の入れ替えは検討します。
比較表
本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。
![]() METASPEED RAY | ![]() ADIOSPRO EVO2 | ![]() FAST-R NITRO ELITE3 | ![]() VAPORFLY NEXT%4 | |
---|---|---|---|---|
定価 | 33,000円 | 82,500円 | 38,500円 | 29,700円 |
重量 | 129g (27.0cm)※本家商品ページより | 138g(27.0cm) | 170g (27.0cm)※本家商品ページより | 171g (27cm)※本家商品ページより |
厚さ | かかと部分39.5mm?、前足部34.5m? ※前作メタスピードパリの厚さを入れてます。 | かかと部分39.0mm、前足部36.0mm | かかと部分40.0mm、前足部32.0m | かかと部分39.0mm?、前足部33.0mm? 検索から得た情報のため正確性は? |
ドロップ | 8.0mm? | 3mm | 8.0mm | 6.0mm |
ミッドソール素材 | FF LEAP™+カーボンプレート | LIGHTSTRIKE PRO EVO、ENERGY RODS2.0(カーボン) | NITROFOAM ELITE、PWRPLATE(カーボンプレート) | ZoomX+Flyplate(カーボン) |
比較結果①:重量からアシックス メタスピード RAYを評価
カタログスペック上は、重量:129gと最も軽いという結果となりました。
最も驚いたのは、ADIOSPRO EVO2よりも9グラムも軽いという点です。
カーボンプレート採用範囲を最低限にすることで、安定性と推進力の両立を図っているものと思われます。
カーボンプレートの推進力よりもミッドソール側の反発性を大幅に向上したからこそ実現できたと感じています。
129gって10年前ならソーティーシリーズ並みの重量で当時サブスリーランナーに支持されていたターサージールですら
160g前後だったはずなので、進化を痛感します。
比較結果②:厚さからアシックス メタスピード RAYを比較
踵部:39.5mmと思われるので、40mm規定内となっています。
他社シューズと比較して、標準的な厚さと感じています。
しかし、画像で見る限り前足部のボリュームが厚くなっているように見えます。
この点は他社のシューズを含めてトレンド通りになっています。
見た目が40mmより厚そうに見えるのはインソール分の厚み分が中で分かれているのでしょう。
何が言いたいかというと、インソールの厚み分は計算外となるので単純なミッドソールの厚みに加えられたのではないかと推測しています。

昨今ではOnがクラウドブームストライク等がインソールにもミッドソールと同じ素材が採用する形となっています。
技術革新もさることながら、アイデア勝負となっているのだと感じました。
アシックス メタスピード RAYのサイズ感について
メタスピードシリーズは管理人はどれも25.5cmを着用してジャストフィットでした。
25.5cmを購入予定です。
参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
アシックス メタスピード RAYのミッドソールについて
構成はFF LEAP™+カーボンプレート(カーボンプレート)です。
ここからは各部分をピックアップして比較します。
・FF LEAP
ASICS最高峰のミッドソール素材です。
「FF TURBO PLUS」 と比較し約15.0%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上
初代から徐々にクッション性を改善し、パリシリーズでは衝撃吸収性がありつつ、安定感に優れた素材となった印象です。

LEAPは大きくクッション性の進化を感じる一足となっているそうなので今から楽しみです!
SKY・EDGEと大きな違いとしては、RAYでは全体的にFF LEAPを採用している点と、インソールもFF LEAPを採用して最大限にFF LEAPの恩恵を受けられる点です。
・カーボンプレート

母指球あたり~土踏まず部分までの採用となりました。
カーボンプレートの推進力よりも、FF LEAPの反発力の方が優れたエネルギーリターンが得られるという判断からでしょう。
この発想は驚きでした。
理由は、ADIOSPROシリーズでは、ADIOSPRO2までは前足部のみENERGY PLATEが採用されていましたが、3以降はフルレングスとなりました。
フルレングスカーボンプレートこそ、推進力を活かすことが最重要だと感じていたからです。
個人的には絶対に欲しい一足です。
アシックス メタスピード RAYのフィット感について
着用してから追記します。
①衝撃吸収性
xx点
着用してから追記します。
②安定性
xx点
着用してから追記します。
③反発性・推進力
xx点
着用してから追記します。
④耐久性・寿命
xx点
着用してから追記します。
⑤グリップ
xx点
着用してから追記します。
総合点xx点/50点満点
着用してから追記します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はアシックス メタスピード RAY レビュー記事を書いてみました。
・価格33,000円だが、ADIOSPRO EVO2の82,500円と比較して半額以下に設定したことでコスパ最強の一足となりました!
・重量は片足129g(27.0cm)!と他社圧倒の軽さとなった。
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を採用
特にクッション性の向上に期待しています。
・アッパーは新素材「MATRYX®(マトリックス)」を採用
→軽量化とフィット感が向上しているそうなので楽しみ!
・カーボンプレートは、母指球あたり~土踏まず部分の採用となり徹底的に見直された。
ミッドソール、インソールにも最新素材「FF LEAP」が採用されたことで大幅に軽量化と性能面の向上が期待できます。
管理人的には耐久性が気になるところですが、EDGEやSKYと比較すると劣る予感がしています。
軽量かと性能面に特化している分、致し方ありません。
管理人はRAYを購入するか、SKYを購入するかで迷うところです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。