プーマ ファストアール ニトロエリート 3はシリーズ史上最強のスーパーシューズでした。【レビュー・PR】

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前置き

PUMA FAST-R NITRO ELITE 3 2025年4月25日(金)販売!

PUMAのランニングシューズはニトロシリーズが誕生してからお気に入りとなりました。

DIVIATE NITRO ELITE 3はトータルバランスが非常に優れた一足として、駅伝やマラソンでも利用者が増えています。

特に東京マラソン2025で日本人1位だった市山翼選手(サンベルクス)もプーマシューズ愛用しています。

管理人は初代のDIVIATE NITROは3足履きつぶしました。

その特徴として、当時のカーボンプレート内蔵シューズの中では練習用として最も性能面のトータルバランスが優れていました。

FAST-Rは反発性能に尖った性能を特化している分、重量や硬さが気になりトータルバランスはちぐはぐした印象で、DIVIATE NITRO ELITEを好むランナーが多かったように思います。

FAST-R NITRO ELITE3では、欠点の一つだった重量面に大きくテコ入れした一足となっています。

待ちに待った着用する機会を得られました。

今回はファストアール ニトロエリート 3に関して忖度なしにレビュー記事を書いていきます。

プーマ ファストアール ニトロエリート 3 主な特徴

主な特徴

・前作と比較して95グラムも大幅軽量
 ファストアールニトロエリート3では約170g(27.0cm)となり、ヴェイパーフライ4と比較しても僅か1gですが、軽量となっています。
さすがにADIZERO EVO1と比較すると重いですが、4万円以内のシューズの中では最軽量となります。
・PUMA最高峰ミッドソール素材「NITROFOAM ELITE」を採用
・アッパーには、ULTRAWEAVE(ウルトラウィーブ)を採用
・アウトソールのPUMAGRIP(プーマグリップ)の形状が変更
・カーボンプレートがつま先から飛び出さない形状になった。
・厚さ:40mm(かかと部)、32mm(前足部)
・エリートモデルの中では耐久性が高い(メーカー推奨:300km)

ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。

比較対象①:NIKE VAPORFLY4

比較対象②:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

比較対象③:ASICS METASPEED EDGE PARIS

比較対象④:NIKE ALPHAFLY3

軽量である点を最優先で比較対象をチョイスしました。

比較表

本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。

スクロールできます
FAST-R NITRO ELITE3
VAPORFLY NEXT%4

ADIDAS ADIOSPRO4

メタスピードエッジパリ
ALPHAFLY 3
定価38,500円29,700円28,600円27,500円39,655円
重量170g (27.0cm)※本家商品ページより171g (27cm)※本家商品ページより200g(27.0cm)
本家商品ページより)
185g(27.5cm)実測160g(25.0cm)218g(28.5cm)
厚さかかと部分40.0mm、前足部32.0m かかと部分39.0mm?、前足部33.0mm?
検索から得た情報のため正確性は?
かかと部分39mm、前足部33mm かかと部分39.5mm、前足部34.5mmかかと部分40mm、前足部32mm
ドロップ8.0mm6.0mm6mmドロップ: 5mm8mm
ミッドソール素材NITROFOAM ELITE、PWRPLATE(カーボンプレート)ZoomX+Flyplate(カーボン)LIGHTSTRIKE PRO
/ENERGYRODS 2.0
(カーボン製)
FF TURBO PLUS
/ カーボンプレート
ZoomX
カーボンプレート

比較結果①:重量からプーマ ファストアール ニトロエリート 3を評価

カタログスペック上は、最も軽いという結果となりました。

ヴェイパーフライやメタスピードと比較しても軽さは際立っているように感じました。

前作と比較して、驚きの95グラムもダイエットに成功しているのは手に取ってみても実感できました。

性能面も優れていながらも、軽量化となりましたので、2025年4月現在では最強のシューズといえるでしょう。

さらなる軽量なシューズもありますが、ここまで軽量化されると性能面ではほぼ問題なしです。

前作までは反発や推進力に特化した分、重量がやや重くなる傾向でしたが、ファストアールニトロエリート3では、その欠点を大きく改善してきました。

比較結果②:厚さからプーマ ファストアール ニトロエリート 3を比較

踵部:40mmとなりますので、比較対象内では最も厚くなります。

形状を見ていただくと分かるように、踵部が大きくえぐれているため着地はフォアフット推奨であることが分かります。

踵着地だと形状から分かるようにブレーキが掛かりやすいです。

最低でもフラット着地は必要となるはずです。

プーマ ファストアール ニトロエリート 3のサイズ感について

前作と比較してややスリムになった印象です。

25.5cmでちょっと小さいかなと感じましたが、26cmだとちょっと大きく感じました。

どちらか迷うところですが、25.5cmの方がしっくりきました。

プーマのシューズは、どれも25.5cmがフィットするケースが多かったです。

参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。

・プーマ ディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマ ディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマ ファストアールニトロ エリート2 25.5cm
・プーマ ファストアールニトロ エリート3 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0mm
・アディダス アディオスプロ4 25.5cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%4 25.5cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・アシックス 初代メタスピードスカイ 25.5cm
・アシックス 初代メタスピードスカイプラス 25.5cm
・アシックス マジックスピード4 25.5cm
・アシックス ノヴァブラスト5 25.0cm
・アシックス スーパーブラスト2 25.0cm
・アシックスエンドルフィンプロ2 25.5cm
・アシックスエンドルフィンエリート2 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ホカ シエロ エックス1 2.0 25.5cm
・ホカ スカイワードエックス 25.5cm
・ホカ ボンダイ9 25.5cm

プーマ ファストアール ニトロエリート3のミッドソールについて

構成はNITROFOAM ELITE、PWRPLATE(カーボンプレート)です。

ここからは各部分をピックアップして比較します。

・NITROFOAM ELITE

PUMA最高峰のミッドソール素材です。

やや柔らかめでありつつ安定感に優れた素材となっています。

DIVIATE NITRO ELITE 3は本当にトータルバランスに優れていて、管理人もサブ3.5やサブスリーを目指すランナーさんにおススメの一足として推奨してきました。

最新作ではミッドソールの発泡率がどのくらいなのか、気になってミッドソールに触れてみましたがニトロエリートシリーズ史上最も柔らかかったです。

ディヴィエイトニトロエリート3もかなり柔らかいのですが、さらに柔らかくした印象です。

足入れしてみても、かかと部も前足部も柔らかさを感じました。

管理人的には今回のミッドソールはかなりお気に入りです。

・PWRPLATE(カーボンプレート)

前作では硬めのカーボンプレートが採用されていました。

DIVIATE NITRO ELITE 3と比較しても屈曲しないので、かなりの走力が必要だと感じていました。

アルファフライ3のカーボンプレートもかなり硬めです。

FAST-R NITRO ELITE 3でも同等の硬めのカーボンが採用されております。

実際に使用してみましたが、柔らかめのミッドソールとの相性は抜群でシリーズ史上最も反発性も推進力も優れた一側になっており、進化を感じました。

DIVIATE NITRO ELITEとの棲み分け

トータルバランスを求めるならDIVIATE NITRO ELITE3です。

サブ3.5あたりから履けるエリートモデルという印象でした。

対してファストアールニトロエリート3はカーボンが硬めであるので走力はかなり必要と想像しています。

しかし、個人的にはファストアールニトロエリート3は欲しい一足です。

プーマ ファストアール ニトロエリート 3のフィット感について

ややスリムになった印象ですが、アッパーに伸縮性があるのでフィット感はとても良いです。

触った印象ではかかと部分のホールドが気になりましたが、着用してみて杞憂に終わりました。

がっちりホールドというわけではありませんが、及第点です。

①衝撃吸収性

9.5点

他社製品と比較しても最も柔らかい部類になります。

サッカニーエンドルフィンエリート2が最も柔らかいですが、個人的にはその次あたりに柔らかく感じました。

言い方を変えると、アディオスプロ4あたりと比較してもさらに柔らかめの感触であることを実感できました。

②安定性

8点


実物のアウトソールを撮影してきましたが、前足部に向かってキュッと細くなっています。

蹴り出し時にやや不安定な印象を感じたので、安定性はやや低めの評価としました。

③反発性・推進力

9.5点

管理人が好きな感触です。

ミッドソールは柔らかめなので、反発性は強めです。

また、カーボンプレートが固めなので推進力が非常に優れています。

昨今のシューズは同様の真価が進んでいると感じていますが、プーマの本気を感じる一足でした。

お値段は高いけど、値段相応の反発性と推進力があるので本気でタイムを狙うランナーさんに心からお勧めできる一足です。

サブスリーを本気で目指すレベル以上のランナーさんに着用してほしい一足となってます。

④耐久性・寿命

9点

公式サイトによると耐久距離400kmと記載されていました。

エリートランナー向けのシューズの場合、そのほとんどが耐久性を無視した設計となっています。

アウトソールの形状を見た印象では耐摩耗性は低いかなと予想していましたが、意外と高耐久性な一足であると感じました。

仮にアウトソールが消耗したとしても、シューグーのような補修材でリペアすれば長く使えるでしょう。

⑤グリップ

9点(暫定)

着用した印象では可もなく不可もありませんでした。

ドライ路面でしか使用していませんが、ウェットの場合は石畳を除けばスリップはしなさそうです。

総合点45点/50点満点

感触が管理人好みだったので、高得点となりました。

管理人はミッドソールが柔らかく、カーボンの推進力があるシューズが好きです。

唯一の難点としては、価格です。

\38,500円はさすがに手が出ない価格です。

サブスリーを本気で目指していた頃なら、ポンと支払ってたかもしれませんが現段階ではここまで高性能ではなくてよいので、3万円前後のシューズで良いかなと思っています。

これだけは間違いなくいえるのは、今年大ヒットだったアディオスプロ4よりも性能面ではすべて上です。

さらなる限界を突破したいと思っているランナーさんにはおススメできる一足です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はPUMA FAST-R NITRO ELITE 3 レビュー記事を書いてみました。

PUMA FAST-R NITRO ELITE3のポイント

・前作と比較して95グラムも大幅軽量
 ファストアールニトロエリート3では約170g(27.0cm)となり、ヴェイパーフライ4と比較しても僅か1gですが、軽量となっています。
さすがにADIZERO EVO1と比較すると重いですが、4万円以内のシューズの中では2025年6月時点で販売しているシューズの中では最軽量となります。
・PUMA最高峰ミッドソール素材「NITROFOAM ELITE」を採用
 → 発泡率を調整して、シリーズ史上最も柔らかく反発するミッドソールに進化を感じました。
・アッパーには、ULTRAWEAVE(ウルトラウィーブ)を採用

 → 軽量で通気性もよく伸縮性があるのでフィット感もよかったです。
・アウトソールのPUMAGRIP(プーマグリップ)の形状が変更

・カーボンプレートがつま先から飛び出さない形状になった。
・厚さ:40mm(かかと部)、32mm(前足部)
・エリートモデルの中では耐久性が高い(メーカー推奨:400km)


アルファフライと互角の推進力に軽量化という大きな武器を身に着けました。

大幅に戦闘力が増しているので、購入候補最筆頭となりました。

しかし、管理人の走力では宝の持ち腐れとなりそうです。

価格的にも現在の管理人の予算では厳しいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
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