アシックス メタスピードエッジパリ自費購入 !重量は?性能は?全モデルやスカイパリとの比較についてお答えします!【PR・レビュー】

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待ちに待ったアシックス メタスピード パリ シリーズが正式発表!

※2024年3月21日 メタスピードエッジパリを購入しましたので、実走レビューを追記しました。

アシックス公式サイトより

メタスピードエッジパリは一言で書くなら最高にお気に入りのレース用シューズです!

初代からスカイは所有しており、楽しみにしていました!

ショップでも品切れ続出していました。

最新モデルはメタスピードTOKYOとなります。

抽選応募していますが、買えたらレビュー記事を書きます。

メタスピードパリに関しては、入手困難な時期に一部の転売ヤーさんによって価格が吊り上げられていました。

さらには、並行輸入品と称したレプリカ(偽物)が出品されていました。
 ※2025年8月現在は見かけなくなりました。

アシックスさんはナ〇キさんとは違い、品薄商法はしないメーカーなので待っていれば入荷するはずです。

メタスピード (スカイ・エッジ)はどんなシューズ?

アシックス公式サイトより

アシックスから販売されていたハイエンドランニングシューズです。

私も例に漏れずメタスピードシリーズは購入して使っています。

メタスピードシリーズは二つのモデルに分かれています!
①メタスピードスカイ → ストライド走法特化モデル
②メタスピードエッジ → ピッチ走法特化モデル

記憶に新しいのは、2024年1月28日に開催された「大阪国際女子マラソン」でにて前田穂南選手(天満屋)が2時間18分59秒という驚異の女子マラソン日本記録を樹立されました!

彼女の足元には「メタスピードスカイ+」が着用されていました。

管理人はメタスピードスカイパリも購入しました。

身体の線が細い前田穂南選手が厚底で推進力が強いシューズへの順応は相当大変だったようです。

それでも、諦めずに時間を掛けて厚底シューズに合わせる走力を身に付けたからこそ19年間止まっていた日本記録の扉を開けることができたのでしょう。

パリオリンピックでも期待されていましたが、残念ながら直前に故障されてしまいDNSとなりました…

メタスピードは硬いと世間では言われていますが、エ管理人的にはエッジは硬いとは思いません。

反発性も推進力もしっかりとあるシューズで、個人的にはADIOSPRO3やBROOKSのシューズの方が硬めと感じます。

安定性も高いのでとてもお気に入りの一足でS。

スペックについて

定価27,500円
重量185g(27cm SKY EDGE共通)
厚さかかと部分39.5mm、前足部34.5mm
ドロップ5mm
ミッドソール素材FF Turboプラス &カーボンプレート
※スカイとエッジ共通です。

スカイとエッジの違いはカーボンプレートの位置と前足部の形状が異なります。

カーボンプレートの位置の違いについて
スカイ フラット形状
 → 特徴:カーボンプレートの下にあるフォーム材をより広い範囲で圧縮し、高い反発を追求
エッジ V字形状
 → 特徴:路面に近い位置にカーボンプレートを配置し、足の回転を制御しやすく安定した足運びを追求

前足部のカーブ形状の違いについて
スカイ :つま先まで厚みを持たせてフォーム材の反発性を活かすカーブ形状
エッジ :ピッチを刻み走行効率を高める円弧上のカーブ形状

筆者のランナータイプはピッチ型寄りですが、前足部が薄いシューズは苦手です。

マジックスピード3も前足部が異常に薄くて、走りにくさを感じました。

私はランナータイプとしては、ピッチ走法ではあるものの、前足部(母指球あたり)に厚みがあるシューズを好みます。

フォアフットランナーであれば、ピッチ走法だろうがストライド走法だろうが前足部に厚みは必要だと感じています。

実際に前足部が薄いシューズで走ると、反発性や推進力をあまり体感できません。

というのが、管理人の持論ですが、メタスピードエッジパリは、ロッカー構造でありながらもフォアフット着地の際に厚みが残っているので、衝撃吸収性や反発・推進力も高いシューズとなっていました。

メタスピードエッジパリは前足部が薄めの構造のはずですが、母指球あたりの厚みが残っているのでピッチ系ランナーならエッジがおススメです!

アシックス公式サイトより

前モデルとの比較について

アシックス公式サイトより
メタスピードスカイ パリメタスピードエッジ パリ
反発性向上カーボンプレート中足部の幅が拡大中足部の厚みを3.5mm厚くなった
アッパー変更通気性が前作より8%向上した「モーションラップアッパー2.0」を採用
ミッドソール変更新素材「FF Turbo PLUS」を採用
約8.0%軽量化、約8.2%反発性向上、約6.0%クッション性向上
アシックス公式サイトより

比較を見ると、前作と比較して正常進化した印象です。

前作と比較して大きく軽量化されたことと、新ミッドソール素材の「FF TURBO PLUS」は気になります!

→ エッジとスカイ両方とも試着してみましたが、エッジの方が気に入りましたのでメタスピードエッジパリを購入しました。

驚愕の軽さ!!

私が所有しているシューズの中では最軽量となりました。

タクミセン9もかなり軽いのにさらに軽い!!

エッジだからかもしれませんが、足の回転が過去最高レベルで動かしやすいです。

タクミセン9でも軽くてピッチが進めやすいと思いましたが、エッジは軽さはそのままで足の回転がスムーズなので衝撃的なレベルでした。

アシックス メタスピード エッジ パリのサイズ感について

25.0cmを購入しましたが、小さかったので失敗しました。

25.5cmを買い直す予定です

購入を検討している方は、過去のメタスピードやマジックスピードと同一サイズで問題ありません。

参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
・アシックスメタスピードスカイ(+含む)25.5cm
・アシックスマジックスピード(初代・3)25.5cm
・アシックスノヴァブラスト 25.5cm
・アシックススーパーブラスト 25.0cm 
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・アディダス アディオスプロ 25.0cm
・サッカニーエンドルフィンプロ 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 26.0cm

アシックスメタスピードエッジパリのミッドソールについて

新素材「FF Turbo PLUS」が採用されています。

衝撃吸収性の大幅に向上されたことに驚きました!

前作までは、クッショニングがお世辞にも高いとはいえませんでした。

FF Turbo PLUSにアップデートされたことで、大幅に向上されました。

アルファフライ3、FUELCELL SUPERCOMP ELITE V4と同等、またはそれ以上のクッショニングの高さを感じることができました。

エッジなので前足部が薄くなっているはずなのですが、ちょうど私が着地する部分は厚さが残っており、衝撃吸収性の高さを感じることができました。

しかも、反発も素晴らしいのでFF Turbo PLUSはとても気に入りました。

フォアフット着地でも足を進めやすいので、これまで着用したランニングシューズの中で一番のお気に入りとなりました。

ASICS METASPEED EDGE PARISのホールド感について

アシックスのホールド感は文句ありません。

アッパーが従来から大きくアップデートされて、使ってみた印象で社アルファフライのアトムニットに近い素材へアップデートされました。

生地が薄めなのですが、メッシュがとても大きいので通気性と軽量性は抜群!

各性能について、以下にて採点しますが最高点は間違いないです。

①衝撃吸収性

9.0点

フォアフットで着地してみると、衝撃吸収性の向上は格段に上がりました。

前作のメタスピードスカイ+でも衝撃吸収性はそこまで不満ではありませんでしたが…

マジックスピード3のような、ロッカー構造のシューズだと思っていましたが、私の着地位置(母指球の前あたり)では、ミッドソールが柔らかく衝撃吸収してくれます。

FF TURBO PLUSにアップデートは想像以上に良いです。

アシックスのランニングシューズ全般が硬めですが、柔らかめなので良い意味で裏切られました!

ミッドフット・踵着地の方でも転がしやすさはあると感じました。

マジックスピード3が印象が悪かったので、エッジもどうかなと思っていましたが、驚きの満足度です!!

②安定性

8.5点

安定性は過去のメタスピードを継承しており、納得のレベル!

過去からのメタスピードシリーズは安定性が抜群でした。

ミッドソールが柔らかくなったので、安定性が下がると思っていましたが意外と安定性が良いことに驚きました。

決戦用シューズ候補のスーパーコンプエリート V4と比較すると、アウトソールの幅が狭いのでやや劣りますがこのレベルであれば納得の安定感でした。

③反発性・推進力

9.6点+3点(軽量加点)

・超軽いので足運びがしやすくなりました。
・FF TURBO PLUSの反発性とカーボンプレートの推進力も向上されていることを実感

素晴らしいの一言です!

軽いので足運びがしやすくなった点にプラスして、超軽いです!

厚みが異なるアディゼロ タクミセン9レベルの重量で、厚底シューズというのは反則に近いかと…

さらに反発性と推進力も文句なしのレベル!

FF TURBO PLUSがしっかりと反発してくれますし、カーボンプレートによる推進力もあるので反則レベルだと感じました。

きっと、ADIOSPRO EVO1はさらに軽いので、もっと凄いのでしょうが、メタスピードパリでも驚愕の高さです。

④耐久性・寿命

9点(暫定)

ハイエンドシューズの中では抜群の耐久性です!

手持ちの初代メタスピードスカイでは1000km近く使っても反発と推進力は残っています。

さすがにアウトソールは消耗したので、シューグーで補修を何度も繰り返しています。

私が所有してきたレース用シューズの中では最も高耐久・高寿命であると断言します。

⑤グリップ

9点

アシックスのシューズはグリップも素晴らしいです。

ウェット路面でもしっかりと食いつきますし、他社シューズと比較してグリップ性能は良いと断言します。

総合点

48.1点/53点満点(軽量加点分含めて)

これまでのベストシューズが、Adidas Adizero Prime X (初代)でした。

反発性と推進力はPrime Xに軍配が上がりますが、軽量さとコスパを加点するとメタスピードパリの方が優れています。

私はメタスピードパリまたはフューエルセルスーパーコンプエリートV4を本番用シューズにするつもりです。

アシックスの本気を感じるシューズだと感じましたし、多くの方に胸を張っておススメできるレーシングシューズであると断言します。

悪い点はほとんど見当たりません!

衝撃的レベルのアプデがされたにも関わらず、価格据え置きとなるとコスパ抜群です。

実際にマラソン大会や駅伝等で、メタスピードパリの着用率は過去と比べると大幅に拡大しています。

アシックスの巻き返しは日本人としても嬉しいですよね!

メタスピードスカイパリとの履き比べ

メタスピードスカイパリも着用してみました。
エッジとの体感での比較は以下の通りです。

・メタスピードエッジパリと比較して、しっかり踏まないと推進力を得られない。
 → 脚力が強めのランナー向き
・メタスピードエッジパリと比較して硬く感じる。
 → 前作のメタスピードスカイ+と比較するとミッドソールは柔らかめです。

個人的には、メタスピードエッジパリの方が気に入りました。
メタスピードスカイパリは、脚力に力がある人や体重がある方には使いこなせそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

・フォアフットで走ってみても違和感がないピッチ系シューズ!(衝撃吸収性が高さはピカイチ)
・ミッドフットでも踵着地でもスムーズに足が運べる。
・実測重量160gは、反則レベルの軽さで、足運びがしやすい。

2025年シーズンのレース用シューズをメタスピードスカイパリにするつもりでしたが、エッジで良いかもと思えるレベルです。

スカイも履いてみてから最終判断としますが、ニューバランスのフューエルセル スーパーコンプエリートV4と三つ巴で考えなければなりません。

スカイも買うべきか迷います。

購入したのはエッジでしたが、パリに関してはエッジの方が好きという意見もSNS上では見かけます。
個人的には、2025年レース用シューズは、メタスピードエッジorスカイ パリまたはスーパーコンプエリートV4を使います。

練習用シューズとしては、マジックスピード4またはズームフライ6がおススメです。

本記事で紹介したシューズレビュー記事は↓です。併せてお読みください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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