前置き
NEWBALANCE FUELCELL SUPERCOMP ELITEシリーズは管理人お気に入りです。
実はV3までは苦手でしたが…
SC ELITE V4の感覚が管理人の走り方とマッチしており、レースシミュレーションのような高負荷な練習時に現在も愛用中です。


V6以降からはミッドソールが「INFINION」へ変更されるため、FUELCELLという名称は廃止となりました…
海外では2026年7月27日発売されるとのことで海外の公式サイトでは実物を見かけるようになりました。

日本でも販売が開始されました!
早速着用してみました。

今回はニューバランス スーパーコンプエリート V6についてレビュー記事を書いてみました。
SUPERCOMP ELITE V6のチェックポイント
・厚さ(スタックハイト):かかと部 40mm 前足部 32mm ドロップ 8mm
→ ドロップは公式にありますが、かかと部は分かり次第更新します。
・重量:198g(27.0 cm片足重量)
・価格:31,900円
・ミッドソール:INFINION、EnergyARC(カーボンプレート)
競合シューズ選出
LI-NING FEIDIAN 6 ELITE

MA FAST-R NITRO ELITE3

ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

ASICS METASPEED EDGE TOKYO

※カーボン形状がエッジと近いためエッジを選出
ハイパーワープも比較対象に入れたかったけど選出外としました。
比較表
![]() SUPERCOMP ELITE V6 | ![]() LI-NING FEIDIAN 6 ELITE | ![]() FAST-R NITRO ELITE3 | ![]() ADIDAS ADIOSPRO4 | ![]() メタスピードエッジTOKYO | |
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 | 31,900円 | 35,000円前後 | 38,500円 | 28,600円 | 29,700円 |
| 重量 | 198g(27.0 cm片足重量) | 211g(27.0 cm片足重量) 実測:181g(24.5cm) | 170g (27.0cm) ※本家商品ページより | 200g(27.0cm) 実測:187g(25.5cm) | 170g (27.0cm)実測:148g(25.5cm) |
| 厚さ(スタックハイト) | かかと部 40mm 前足部 32mm | かかと部 38mm 前足部 32mm | かかと部分40.0mm 前足部32.0m | かかと部分39mm 前足部33mm | かかと部分39.5mm 前足部34.5mm |
| ドロップ | 8.0mm | 6mm | 8.0mm | 6mm | ドロップ: 5mm |
| ミッドソール素材 | INFINION、 Energy ARC(カーボンプレート) | 上層:超䨻(SUPER BOOM)カプセル 中層:T1000カーボンプレート 下層:超䨻(SUPER BOOM) | NITROFOAM ELITE PWRPLATE(カーボンプレート) | LIGHTSTRIKE PRO ENERGYRODS 2.0 (カーボン製) | FF LEAP™ FF TURBO PLUS カーボンプレート |
比較結果①:重量からスーパーコンプ エリート V6を比較
198g(27.0 cm片足重量)
アディオスプロ4や飛電エリート6あたりと同等と思われます。
昨今のランニングシューズは軽量化に特化している傾向があり、ニューバランスに関しても以前よりはかなり軽量となりました。
手に取ってみても、V4から比べるととても軽くなったと感じます。
しかし、他社と比べるとまだまだ改良の余地があるといわざるを得ません。
管理人のお気に入りの中にFEIDIAN 6 ELITEがありますが、実物の重量は同じくらいかなと思うので、200gを切り込んでいれば市民ランナーが使用するレース用ランニングシューズとしては問題ないと考えております。
比較結果②:厚さからSC ELITE V6を比較
厚さ(スタックハイト):かかと部 40mm 前足部 32mm ドロップ 8mm
前作V5では、8mmドロップの割には前足部に薄さを感じることはありませんでした。
今作に関しても同様に前足部に薄さは全く感じません。
Infinionへ変更したことで元々柔らかめなミッドソールでした。
ギリギリ不安定さを感じぬレベルで沈み込みがあり、しっかりと反発も感じられましたので、その系譜を継承している点も安心しました。
他社だとPUMA FAST-R NITRO ELITE 3とスペック上同等です。
前作ではファストアールと比較して反発は劣っている印象でしたが、今作でかなり近づいている印象を受けました。
SC ELITE V6のサイズ感について
25.5cmを着用しましたが、ジャストフィットでした
最近のニューバランスのランニングシューズは足型を変えたのか、少し大きめな印象でしたが今作に関しては前作と同じで良いです。
↓は管理人がレビューした代表的なシューズのサイズです。
SUPERCOMP ELITEのミッドソールについて
構成は、INIFINION、Energy ARC(カーボンプレート)です。
INIFINION:NEWBALANCE最新のミッドソール素材です。
1080シリーズから採用され、SUPERCOMPシリーズに関してもFUELCELL(PEBAX)→INIFINIONへと進化しました。
1080シリーズに採用されているINIFINIONに関しても軽量化と反発性が強化された印象ですので、PEBAX100%のFUELCELLよりもやや軽量かつ反発性が強化されていると感じました。
比較対象のメタスピードエッジTOKYOのミッドソール素材「FF LEAP」に近いレベルの柔らかさです。
これまでのニューバランスのランニングシューズは比較的柔らかめの割には扱いやすい印象があったので、その流れを引き継いでおり安心しました。
前作よりも鋭く反発し、軽量となったことで大きな武器を身に着けた印象です。
Energy ARC(カーボンプレート):前作よりも前足部から踵部まで湾曲したカーボンプレートが採用されていると感じました。
カーボンがかなり前足部のアウトソール寄りに配置されております。
前作V5よりもさらにアウトソールよりに配置されております。
比較対象内ではアディオスプロ4以外のランニングシューズもアウトソール寄りなので、昨今のランニングシューズのトレンドなのだと感じております。
また、特筆すべきはEnergy ARC自体がかなり硬くなりました。
V5の印象では、メタスピードエッジTOKYOと同様に屈曲しやすいカーボンという印象でしたが、FAST-R NITRO ELITEやFEIDIAN6 ELITEに近いレベルでかなり硬めです。
推進力強化を感じることができたので、ミッドソール反発性の向上とともにさらに戦闘力が強化されたことが確認できました。
①衝撃吸収性
8.5点
前作と比較してほぼ同等の衝撃吸収性です。
やや反発性のレスポンスが速くなったような感じはしますが、足へのダメージはあまり感じません。
減点するほどではない違和感なので、前作と同点と評価します。。
②安定性
9.0点
前作と比較して、安定性に関しても遜色ありません。
反発性が強くなった分、安定性が劣るかなと懸念していましたが、杞憂に終わりました。
ニューバランスのランニングシューズ全般にいえる事ですが、フィット感が非常に良いのです。
他社と比べてアッパーが薄すぎず、ホールド感が高いので足との一体感を感じやすいです。
③反発性・推進力
9.0点
過去のSUPERCOMP ELITEシリーズで物足りなさを感じていたのが反発性と推進力です。
柔らかいのによく弾むミッドソールはファストアールニトロエリート3やFEIDIAN 6 ELITEと共通します。
沈み込み加減が程よく、快適性を感じつつ反発性を感じる「Infinion」は管理人の走り方の相性も良いと評価しました。
推進力に関してもEnergy ARCが大きく進化して、形状、硬度を変えたことで推進力も大幅に向上しました。
アウトソール寄りになったので、踏み込んだ際にミッドソールの沈み込みを感じつつ、カーボンがしなるので出力への変換がしやすくなりました。
フォアフット着地が必須なランニングシューズへと進化した印象です。
④耐久性・寿命
8.5点(暫定)
前作と比較すると、アウトソールのラバーが薄くなったように感じました。

実物を見ると、以前のアディオスプロのようなスリックパターンに見えますが、実物を触ってみると細かい凹凸があります。
ニューバランスのエリートランナー向けランニングシューズは、アウトソールの耐摩耗性がお世辞にも高いとは言えません。
ラバーの厚みがあったので、耐久性は高めと評価していました。
今回はこの点が不安があるので、0.5点減点しました。
余談ですが、ミッドソールの性能劣化に関してはかなり走り込んでも低下を感じません。
V4はそろそろ500km程度となりますが、購入当初とほとんど反発や推進力は変わらない印象です。
アウトソールへのダメージを与えやすいランナーさんであれば、シューグーのような補修材を使用することで延命することが可能です。
⑤グリップ
9.0点
アウトソールのラバー自体はグリップは高いです。
前作と比較して面積が増えたので、ドライであれば前作以上のグリップを発揮するでしょう。
しかし、路面環境は様々です。
雨の日はアウトソール表面の凹凸だけでは水はけに不安ががありそうです。
また悪路の走破性は低めだと感じました。
総合点44.0点/50点満点
重量には改善の余地はあるものの、高評価となりました。
特にミッドソールの変更に伴い、弱点だった反発性と推進力に関しては大幅に改善されたと感じています。
懸念としては耐久性と雨の日や悪路のグリップです。
常にアスファルトの上を走るのであれば、問題は全くありませんが、日常のランニングにおいて石畳の上や砂では滑りやすいかもしれません。
完成度は非常に高いランニングシューズであると評価しております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はNEWBALANCE SUPERCOMP ELITE V6のレビュー記事を書いてみました。
・厚さ(スタックハイト):かかと部 40mm? 前足部 32mm? ドロップ 8mm
→ ドロップは公式にありますが、かかと部は分かり次第更新します。
・重量:198g(27.0 cm片足重量)
・価格:31,900円
・ミッドソール:INFINION、EnergyARC(カーボンプレート)
海外価格を1ドル160円換算だと44,000円となってしまいますので、日本での販売価格はかなりバーゲンプライスと言えます。
海外旅行者が安いと飛びつきそうな価格ですね。
31,900円は少し値上がりしましたが、企業努力によりかなり抑えられておりますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


