前置き
ANTAとは1991年に設立された中国最大手のスポーツ用品メーカー「安踏体育用品(アンタ・スポーツ)」が展開する世界的なスポーツブランドです。シューズやアパレルを中心に展開し、NBA選手との契約や欧州有名ブランドの傘下買収などにより、グローバルな市場で急成長を遂げています。
geminiからの回答
LI-NING(リーニン)と361°(361 degree)のランニングシューズは購入したことがあり、antaもとても気になるブランドでした。
中国ブランドのランニングシューズは、マーケティングが非常に意欲的で思った以上に性能が優れているランニングシューズという印象です。
リーニンも361°も好印象なので、その次に気になっていたantaのランニングシューズを購入してみることにしました。

購入したのはC202 7.0は第7世代の「7」となります。
C202 7に関しても走ってみて、悪くないと感じました。
今回はANTA C202 7を着用してきたのでレビュー記事を書いていきます。

C202 7について
ANTA C202 7 は、マラソンなど長距離向けに開発された ANTA のランニングシューズです。オリンピックメダリスト、ケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)との共同開発モデルです。
引用元:https://www.snkrxxx.com/collections/anta-c202-7
ミッドソールには、デュアルレイヤーの窒素テクノロジー(N₂ 85+)を採用。上層はソフトでクッション性のある層、下層は安定した反発を担う層の2層構造です。プレートには全長XLカーボンプレートを内蔵し、前足部までのレバーアームと接地の安定性を高めています。
アッパーは通気性に配慮した A-WEB アッパー。フィットを高める HALO アッパーロッキングシステム、アウトソールには液体防滑ラバー(Liquid Non-Slip Rubber)を備えます。
【素材】アッパー:メッシュ/TPU/合成皮革 アウトソール:ラバー・厚さ(スタックハイト):かかと部 38.0mm 前足部 30.0mm ドロップ 8mm
・重量:実測185g(25.5 cm片足重量)
→インソールなしでしたので、手持ちのインソールを入れたらもう少し重くなりました。
・価格:¥20,000円前後
・ミッドソール:窒素テクノロジー(N₂ 85+)、XLカーボンプレート
競合シューズ選出
LI-NING FEIDIAN 6 ELITE

PUMA FAST-R NITRO ELITE3

ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

ASICS METASPEED SKY PARIS

メタスピードスカイパリを選出した理由は、C202 7の走った感覚が非常に似ていると感じたからです。
比較表
![]() C202 7 | ![]() FEIDIAN 6 ELITE | ![]() FAST-R NITRO ELITE3 | ![]() ADIDAS ADIOSPRO4 | ![]() メタスピードスカイパリ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 | 20,000円前後 ※サイトによりまちまち | 35,000円前後 | 38,500円 | 28,600円 | 27,500円 |
| 重量 | 実測185g(25.5 cm片足重量) | 211g(27.0 cm片足重量) 実測:181g(24.5cm) | 170g (27.0cm) ※本家商品ページより | 200g(27.0cm) 実測:187g(25.5cm) | 185g (27cm)実測:約164g (25.5cm) |
| 厚さ(スタックハイト) | かかと部 38.0mm 前足部 30.0mm | かかと部 38mm 前足部 32mm | かかと部分40.0mm 前足部32.0m | かかと部分39mm 前足部33mm | かかと部分39.5mm 前足部34.5mm |
| ドロップ | 8.0mm | 6mm | 8.0mm | 6mm | ドロップ: 5mm |
| ミッドソール素材 | 窒素テクノロジー(N₂ 85+)、XLカーボンプレート | 上層:超䨻(SUPER BOOM)カプセル 中層:T1000カーボンプレート 下層:超䨻(SUPER BOOM) | NITROFOAM ELITE PWRPLATE(カーボンプレート) | LIGHTSTRIKE PRO ENERGYRODS 2.0 (カーボン製) | FF TURBO PLUS カーボンプレート |
比較結果①:重量からANTA C202 7を比較
実測185g(25.5 cm片足重量)

購入時にインソールが非装着でしたので、軽量は非装着時のモノになります。
計測後に手持ちのインソールを入れました。
インソールを入れてからの重さは計測しておりませんので、ご容赦ください。
サイズ感でも詳しく書きますが、やや大きかったので厚めのインソールを入れました。
実質200g程度だと思われますが、比較対象内では最も重量があるという結果になりました。
価格が20,000円前後と考えると、マジックスピード4やズームフライ6あたりが比較対象と考えると最軽量となります。
少なくてもマジックスピードやズームフライよりは走ってみて各上と感じました。
比較結果②:厚さからC202 7を比較
厚さ(スタックハイト)は、かかと部 38.0mm 前足部 30.0mm ドロップ 8mm
他社でも普通にあるスタックハイトです。
ドロップは高めですが、前足部にしっかりと厚みがあるためフォアフットでも非常に走りやすいです。
同価格帯のランニングシューズの中では、間違いなく反発も推進力も優れていると感じました。
C202 7のサイズ感について
25.5cmを購入しましたが、インソールなしの状態だとややボックス周りが大きめでした。
手持ちの厚めのインソールを装着しましたが、イイ感じに改善されました。
ややボックス周りに余裕はあると感じましたが、シューレース(靴紐)で調整すれば踵周りのフィット感も良いので走っていて全く違和感がありません。
気になる方は0.5cm下げることをおススメします。
↓は管理人がレビューした代表的なシューズのサイズです。
ANTA C202 7のミッドソールについて
構成は、窒素テクノロジー(N₂ 85+)、XLカーボンプレートです。
窒素テクノロジー(N₂ 85+):上層(インソール側)と下層(アウトソール側)で異なる硬度を採用しております。
上層:柔らかめでクッション重視
下層:硬めで反発重視
実際に走ってみて、適度な硬さという印象でした。
最も近い感覚はメタスピードの中では1世代前のメタスピードスカイパリに近い感覚です。
なので、比較表のメタスピードはTOKYOではなく敢えてパリをチョイスしました。
メタスピードよりも重量がある分、アウトソールの幅がワイドなので安定性も優れている点が好印象でした。
反発も適度にあり、快適性も適度なのでマジックスピードやズームフライよりも扱いやすく、性能に優れたカーボンプレート内蔵のランニングシューズが欲しい方にはおススメです。
ストライドでもピッチ走法でもどちらでもオールラウンドでこなしてくれます。
XLカーボンプレート:踵まではみ出たカーボンプレートとなっております。
日本で販売されているカーボンプレート内蔵のランニングシューズと比較すると硬めの部類となります。
それこそ、メタスピードスカイパリと同等と感じました。
硬めのカーボンプレートの場合フォアフットだとあまりプレートがしならずに疲労が蓄積されるパターンが多いのですが杞憂でした。
推進力は意外とマイルドで安定性に寄与しているように感じました。
①衝撃吸収性
7.0点
昨今のカーボンプレート内蔵のランニングシューズは柔らかめのミッドソールを採用するケースが多いです。
それと比較するとC202 7は硬めのミッドソール素材です。
やや硬めではあるものの、そこまで硬すぎるというわけではないので衝撃吸収性はそれなりに高いと感じました。
他社で例えやすいところだと、アシックスのメタスピードパリ(異世代前のモデル)に近い感触でした。
または、マジックスピード4に近い感触と感じました。
柔らかすぎず硬すぎないのでどんなランナーさんにも支持を受けそうな印象です。
②安定性
8.0点
安定性はかなり高めです。
アウトソールの幅が結構あるので、エリートランナー向けに近い性能を持っていながらも安定性が非常に優れています。
ボックス周りが大きめである点は、サイズ感の部分でも書いておりますが厚めのインソールを装着してみたら解消されました。
また、フィット感がとても良いので、着地時に不安になることなく安心して体重を乗せることができました。力をしっかりとブレずに変換してくれる印象があるので安定性を重視したいランナーさん向けかと思います。
メタスピードスカイパリより重量は重めですが、安定性はC202 7の方が優れております。
③反発性・推進力
8.0点
メタスピードスカイパリとほぼ同等です。
メタスピードスカイパリの採点は記事投稿当時の評価となるので、現代版に近いうちに変更しておきます。
マジックスピード4以上、メタスピードスカイパリにやや及ばずという印象です。
ほぼ、エリートランナー向けランニングシューズに近いレベルでありつつ、マジックスピード4のような扱いやすさもあります。
ミッドソールは沈み込み過ぎず、弾み過ぎない適度な印象です。
また、カーボンプレートに関してもやや硬めではあるものの、そこまで推進力が強い印象はありません。
ピッチ系でもストライド系でもどちらでも使える印象で、変な癖が無いので万人受けする印象です。
④耐久性・寿命
8.0点(暫定)
アウトソールのラバーは厚めなので、多少摩耗しても使えそうです。
耐摩耗性についてはこれから評価していくので暫定とします。
ミッドソールの耐久性は、やや硬めなので性能劣化は相当使い込まないとしないように感じました。
⑤グリップ
8.0点(暫定)
トレッドミル(ルームランナー)で使用した印象では問題ありません。
路面に対してしっかりと食いついてくれる印象です。
日本で販売されているランニングシューズと比較して遜色ありません。
総合点39.0点/50点満点
2万円前後で購入できるランニングシューズの中では最も性能が優れているのではないかと感じました。
トータルバランスが非常に高く、どれに対しても大きな不満がありません。
欲を言えば、もう少し柔らかめの方が好みではありますが、柔らかめにしてしまうとせっかくのバランスの良さが崩れてしまいますので、C202 7はこれで良いと思います。
サブ3.5レベル以上のランナーさんのレース用、エリートランナーさんであればやや強度高めのレースシミュレーションに使うと良いのではないかと感じました。
価格も高くないので、手に届きやすいという点も高評価です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ANTA C202 7のレビュー記事を書いてみました。
・重量:実測185g(25.5 cm片足重量)
→インソールなしでしたので、手持ちのインソールを入れたらもう少し重くなりました。
・価格:¥20,000円前後
・ミッドソール:窒素テクノロジー(N₂ 85+)、XLカーボンプレート
ANTA社のランニングシューズ初購入で、ドキドキでしたが着用してみて安心しました。
リーニンも361°もそうですが、マーケティングがしっかりしているのか想像以上の性能に驚きました。
マラソンや駅伝ではアシックスが復権してきていますが、大迫様選手がリーニンと契約したように今後はアンタや361°と契約するランナーが増えてくるかもです。
日本メーカーが復権しつつある状況なので、気を抜かずに製品開発を進めてほしいと思います。
C202 7はカーボンプレート内蔵のランニングシューズの中ではクセが無いので万人受けします。
ピッチ系でもストライド系でも問題ありませんし、距離も長距離でも駅伝のような距離でも活躍しそうです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



