前置き
スポーツショップのアルペンに立ち寄った際、展示エリアでひときわ目を引くカッコいいランニングシューズを見つけました。
アルペンのオリジナルブランド「TIGORA」のシューズは過去に試したことがあり、当時は正直そこまで印象に残っていませんでした。そのため「今回も見た目重視かな…」と思いつつ手に取ってみたのですが、良い意味で期待を大きく裏切られました!
今回レビューする「ALPEN RUN RS_#001(アルペン ラン RS_#001)」は、重量以外は合格点どころか、約2万円クラスのスーパートレーナーとしてトップクラスに素晴らしい完成度を誇っています。
「クッション性が高くて弾む練習靴を探している方」や「コスパ抜群のスーパートレーナーが気になっている方」に向けて、特徴やライバルシューズとの違いを詳しく解説します!

ALPEN RUN RS_#001の基本スペック
まずは主な特徴と、同クラスの注目ライバルシューズとの比較です。
・価格: 19,800円(税込)
・カテゴリ: スーパートレーナー
・スタックハイト(厚さ): かかと部 46.0mm / 前足部 40.0mm(ドロップ 6.0mm)
・重量: 265g(27.0cm片足)
・ミッドソール素材: 超臨界発泡TPU / KaRVO™(カルボ)シャンク内蔵
・アッパー / アウトソール: 2層エンジニアドメッシュ / 軽量ハイグリップラバー
ライバルシューズとの比較表
| モデル名 | 価格(税込) | 重量(27.0cm) | 厚さ(かかと/前足部) | ドロップ | ミッドソール&構造 |
ALPEN RUN RS_#001![]() | 19,800円 | 265g | 46.0mm / 40.0mm | 6.0mm | 超臨界発泡TPU + KaRVO™(シャンク) |
PUMA ディヴィエイト ピュア ニトロ![]() | 19,800円 | 220g | 38.0mm / 30.0mm | 8.0mm | NITROフォーム |
adidas ADIZERO EVO SL![]() | 19,800円 | 224g | 38.5mm / 32.0mm | 6.5mm | LIGHTSTRIKE PRO DOGBONE(シャンク) |
ASICS NOVABLAST 6![]() | 16,500円前段 | 約230g前後 | 約41.5mm / 33.5mm | 8.0mm | FF BLAST MAX |
| NIKE VOMERO PLUS | 22,000円前後 | 273g(28.0cm) | 46.0mm/36.0mm | 10.0mm | ZoomX、ReactX |
比較・評価①:重量(265g)
【評価:やや重めだが、手厚いクッション性を考えれば許容範囲】
27.0cmで265gと、比較対象の中では2番目に重い部類に入ります。手で持ったときも「少しズッシリ感があるかな」という印象でした。
かかと46mm / 前足部40mmという超厚底設計のため重さが出るのは仕方ありませんが、最軽量クラスの「SUPERBLAST 3」などと比べると重量面では一歩譲ります。
しかし、SUPERBLAST等と比べると価格差が6,000円ほど安く抑えられているため、性能とコスパのバランスを考えれば十分に許容できるレベルです。また、実際に走ってみるとミッドソールがしっかり弾んでくれるため、数値ほどの重さは感じにくくなっています。
比較・評価②:厚みと走行感(ライド感)
【評価:前足部40mmの衝撃吸収性と弾む推進力が抜群!】
比較モデルの中でもトップクラスの厚みを誇ります。
競合となるナイキの「ボメロ プラス」と比べると、柔らかさ単体や前へ勝手に転がる感覚は高ドロップなボメロに軍配が上がります。しかし、RS_#001は「しっかりと足で沈み込ませてからポンッと弾ませる感触」が非常に爽快です。
フォアフット(前足部着地)〜ミッドフット(中足部着地)で着地時にしっかり体重をかけると、前足部40mmの超厚底が衝撃をフルに吸収しつつ、強いエネルギーリターンを生み出してくれます。超厚底でありながらグラつきにくく、安心して体重を乗せられる抜群の安定性も高評価のポイントです。
サイズ感とフィット感について(着用:25.5cm)
【結論:日本人の足型にフィットする標準的なサイズ感】
足入れをしてみましたが、普段履いている25.5cmでジャストサイズでした。国内メーカー企画ということもあり、足幅やトウボックス周りの設計は非常に日本人向けに作られている印象です。
2層エンジニアドメッシュのアッパーは足あたりが良く、ヒールカウンター(かかと周り)の保持力もしっかりしているため、走っていてブレを感じません。
サイズ感
マイサイズで問題ありません。
以下は参考です。
① 衝撃吸収性:8.5点
沈み込みすぎない絶妙な柔らかさで、全体重を乗せてもしっかりと衝撃を逃がしてくれます。
沈み込みすぎるシューズが苦手な方でも扱いやすく、初心者からサブ3.5レベルのシリアスランナーまで幅広くおすすめできます。
② 安定性:8.5点
超厚底ながら、ミッドソール内に配置された「KaRVO™(カルボ)シャンク」が着地時のねじれを強力に抑制してくれます。
フォアフット着地でも左右にブレず、ナチュラルで非常に安心感のある着地が可能です。
③ 反発性・推進力:8.5点
NOVABLAST 6やボメロ プラスと比べても反発力は優れています。
グッと体重をかけると跳ね返すようなレスポンスがあり、走っていてとにかく気持ちが良いです。
(※軽さを活かした軽快感を求めるなら「ディヴィエイト ピュア ニトロ」、早いレスポンスなら「EVO SL」が向いています)。
④ 耐久性・寿命:8.5点(暫定)

厚みのある「軽量ハイグリップラバー」が配置されており、アウトソールの削れやすさに対する耐久性は高めと予想されます。
⑤ グリップ力:8.5点(暫定)
ドライ路面でのグリップは良好。パターン的にも水はけが良さそうな形状をしているため、雨の日のランニングでも問題なく使用できそうです。
適正ペースとおすすめのランナー
適正ペース: 3分45秒/km 〜 6分00秒/km
- サブ3〜3.5ランナー: LSDややや強めのジョグ用(スーパートレーナー)
- サブ4〜完走目標ランナー: 毎日のトレーニングはもちろん、本番のレース用勝負靴としても十分活躍できるスペック
5項目別・詳細レビュー(総合:42.5点 / 50点満点)
なんと今回の評価は全項目が「8.5点」という、驚きのハイスコア&高バランスになりました!
まとめ:トータルバランスに優れた2万円以下の超穴場モデル!
最後に「ALPEN RUN RS_#001」の注目ポイントをまとめます。
価格: 19,800円(税込)
厚さ: かかと46mm / 前足部40mmの超厚底
最大の魅力: 沈み込みすぎず良く弾むクッション性と、KaRVO™シャンクによる高い安定性
重量(265g)こそやや重めですが、足裏で弾むレスポンスの良さのおかげで走っている最中に重さを感じることはほとんどありません。
「NOVABLAST 6」や「ボメロ プラス」といった大手ブランドの人気モデルと比較しても引けを取らない、あるいはそれ以上の満足度を得られる傑作シューズです。2万円以下で上質なスーパートレーナーを探している方は、ぜひ購入候補に入れてみてください!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


