前置き
これまでランニングシューズ界における最軽量の領域といえば、アディダスの「ADIZERO ADIOS PRO EVO 3」が誇る97gが象徴的でした。
しかし、ミズノがその限界をさらに1g更新し、なんと片足96g(27.0cm)という前代未聞の超軽量レーシングシューズ「HYPERWARP 96(ハイパーワープ 96)」を発表しました!
全世界696足限定というプレミアムなコンセプトモデルですが、今回は現時点で判明している情報や最新テクノロジーを基に、その圧倒的なスペックと走行感を徹底解説・考察します。

MIZUNO HYPERWARP 96の基本スペック
まずは判明している主要スペックと、超軽量カテゴリーにおけるライバルシューズとの比較です。
価格: 約88,000円(税込)
重量: 約96g(27.0cm片足)
スタックハイト(厚さ): かかと部 39.0mm / 前足部 36.0mm(ドロップ 3.0mm)
ミッドソール素材: MIZUNO ENERZY XP+ LIMITED EDITION
プレート構造: SMOOTH SPEED PLATE(フルレングス3Dカーボン)
アッパー: DUAL SKIN UPPER(シューレースレス構造
競合シューズ選出
ADIDAS ADIOSPRO EVO3


ASICS METASPEED RAY

ANTA C202 X(プロト)
情報が少なすぎるので分かり次第記事にする予定
超軽量ライバルシューズ比較表
| モデル名 | 参考価格 | 重量(27.0cm) | 厚さ(かかと/前足部) | ドロップ | 主な特徴・構造 |
MIZUNO HYPERWARP 96![]() | 約88,000円 | 96g | 39.0mm / 36.0mm | 3.0mm | フルカーボン + DUAL SKIN(シューレース無) |
adidas ADIOS PRO EVO 3![]() | 約82,500円 | 97g | 39.0mm / 35.0mm | 4.0mm | Energy RIM + LIGHTSTRIKE PRO |
ASICS METASPEED RAY![]() | 33,000円 | 129g | 39.8mm/ 34.8mm | 5mm | FF LEAP + フルカーボン |
| ANTA C202 X(プロト) | 確認中 | 95g | 確認中 | 確認中 | 超軽量プロトタイプモデル |
ANTA C202Xに関しては情報がほとんどありませんので、分かり次第更新します。
スペック比較①:重量(96g)と革新的なアッパー構造
【評価:シューレースすら削ぎ落とした「履くソックス」感覚の軽量性】
27.0cmで96gという数値は、もはや「靴」というより「厚底がついたソックス」と呼べるレベルの軽さです。
この驚異的な削ぎ落としを可能にした最大の要因が、新開発の「DUAL SKIN UPPER(デュアル スキン アッパー)」です。
TPU繊維の密度や方向を部位ごとに微コントロールすることで、シュータン(靴舌)やシューレース(靴紐)を完全に排除。
足入れはソックスのように履き込むタイプとなっており、紐による結び目の摩擦抵抗や空気抵抗(エアロダイナミクス)すらも削減する徹底ぶりが伺えます。

スペック比較②:スタックハイト(39mm/36mm)・ドロップ(3.0mm)
【評価:アディオスプロ EVO 3を直接射程に捉えたフォアフット特化設計】
かかと39.0mm / 前足部36.0mm(ドロップ3.0mm)というスペックは、アディダスの「ADIOS PRO EVO 3」のスタックハイトとほぼ同等の数値であり、明らかにEVO 3を強く意識して開発されたことが読み取れます。
3.0mmという超低ドロップ設計により、フォアフット(前足部)で着地した際にミッドソールがしっかり沈み込み、その復元力をダイレクトにエネルギーリターンへと変換します。
また、両者の構造的アプローチで興味深いのが内蔵カーボンプレートの違いです。
ADIOS PRO EVO 3: 前足部外周の「Energy RIM」により、ミッドソールフォーム自体の弾みを主軸にする設計

HYPERWARP 96: フルレングスの「SMOOTH SPEED PLATE(3Dカーボン)」を配置し、ミッドソール+プレートのしなりで跳ね返す設計

フルカーボンプレートを内蔵しながら96gを達成している点を考えると、HYPERWARP 96の方がより「バウンシーで強い反発・推進力」を得られる構造になっているのではないかと期待が高まります。
ミッドソール&テクノロジーの解説
① MIZUNO ENERZY XP+ LIMITED EDITION(ミッドソール)
ブロックからの「削り出し」によって成形された専用ミッドソール。
非常に柔らかく沈み込むフィーリングで、フォアフット着地時にしっかりとエネルギーを溜め込み、爆発的な復元力を生み出すセッティングです。
ストライドを大きく伸ばしたいランナーに最適な挙動を見せます。
② SMOOTH SPEED PLATE(カーボンプレート)
ミッドソール内に埋め込まれたフルレングス3Dカーボンプレート。
超軽量でありながら着地時のねじれを防ぎ、フォアフットでの蹴り出し時に鋭い推進力を与えてくれます。
サイズ感について(過去作からの考察)
実機が入手できた場合は詳細を追記しますが、ミズノのハイパーワープシリーズは全体的にややタイト(小さめ)なサイズ感で作られている傾向があります。
過去に「ハイパーワープ エリート」を着用した際は、普段よりワンサイズ上の26.0cmでジャストフィットでした。
アッパーが伸縮性の高いDUAL SKIN構造になっているため、足幅が広めの方や甲高の方はサイズ選びに少し注意が必要かもしれません。
5項目評価(※購入後に実走レビュー更新予定)
①衝撃吸収性
X.X点
着用したら更新します。
②安定性
X.X点
着用したら更新します。
③反発性・推進力
X.X点
着用したら更新します。
④耐久性・寿命
X.X点
着用したら更新します。
⑤グリップ
X.X点
着用したら更新します。
総合点xx.x点/50点満点
着用したら更新します。
まとめ:日本の技術力が詰まった歴史的コンセプトモデル!
最後に「MIZUNO HYPERWARP 96」のポイントをまとめます。

- 世界最軽量級の「96g(27.0cm)」を達成
- シューレースを廃した「DUAL SKIN UPPER」による抜群のエアロ&フィット感
- フルレングスカーボン(SMOOTH SPEED PLATE)×削り出しミッドソールの高反発仕様
- 価格は88,000円、世界696足限定
価格的にも入手難易度的にも非常にプレミアムな一足ですが、アディダスEVO 3に対抗するミズノの並々ならぬ執念と技術革新が詰まった歴史的一足と言えます。
今後の実使用データや市場展開にも要注目です!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
