前置き
METASPEED史上最軽量!最強シューズ爆誕!

METASPEEDシリーズは全て所有してきました。(初代スカイ、スカイ+、スカイ、エッジパリ)



以前から話題になっていましたが、世界陸上東京大会に向けてアシックスが本気の3足をリリースしました。
今回はメタスピードトーキョーシリーズの中でもエッジとスカイに絞って記事にしていきます。
2025年8月8日現在:スーパースポーツゼビオさんのオンラインサイトで全サイズの取り扱いを確認しました。
購入を検討している方は↓のボタンから購入可能です。
RAYは別記事にて投稿予定です。
METASPEED TOKYO シリーズのポイント
アシックス厚底ランニングシューズ最高峰となります。
最大の特徴はミッドソール素材に「FF LEAP™」という最新素材を採用しました。
メタスピードパリシリーズで採用されていた「FF TURBO PLUS」 と比較し約15.0%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上

メタスピード系はミッドソールが硬いと揶揄されることもありましたが、他社と肩を並べるクッション性に生まれ変わったことが分かります。
Youtuberさんが実際に着用した動画を見ましたが、口を揃えて柔らかくなったとおっしゃっていました。
昨今の厚底ランニングシューズは、軽量化とミッドソール素材が柔らかくなることがトレンドなので、アシックスも同様の流れに乗ったと考えられます。
価格が29,700円と若干値上がりしましたが、エリートモデルの中では性能と軽量性を鑑みてコスパは高いです!
・前作と比較して15g軽量となり片足170g(27.0cm)となった。
→ 管理人所有スカイパリは164g(25.5cm)なので、150g前後となっていると思われる。
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を採用
特にクッション性の向上に期待しています。
・アッパーは「モーションラップアッパー 3.0」を採用
・SKYでは「FF LEAP™」が上層部に配置することで、沈み込みが少ないもののEDGEより安定性が増し、フルマラソンでは扱いやすくなっているそうです。
・カーボンプレートは、フラットで広い前足部形状を採用、垂直方向の推進力を生み出しやすくなっています。
・前作と比較して15g軽量となり片足170g(27.0cm)となった。(SKYと同様)
→ 管理人所有スカイパリは164g(25.5cm)なので、150g前後となっていると思われる。
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を採用(SKYと同様)
特にクッション性の向上に期待しています。
EDGEの方が前足部にFF LEAP採用率が高いので、フォアフット着地ではEDGEの方が柔らかさを感じるそうです。
・「モーションラップアッパー 3.0」(SKYと同様)
・EDGEでは「FF LEAP™」を前足部に多めに配置することで、SKYより柔らかくミッドソールの沈み込みが多いので、足の回転を速く回しやすいようです。
・カーボンプレートは、湾曲した形状配置により、蹴り出し時に少ないパワーで大きな反発力を得ながらすみやかに足を前に出すことができやすい構造となっています。
厚さに関しては公式発表が無いので、分かり次第本記事を更新していきます。
画像で見る限り、前作と比較して前足部の厚みが増えているように感じます。

ライバルとして挙げられるのは以下のシューズです。
比較対象①:PUMA FAST-R NITRO ELITE3

比較対象②:NIKE VAPORFLY4

比較対象③:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

比較対象④:ASICS METASPEED EDGE PARIS

実物を着用して、感触を確認してから比較対象の入れ替えは検討します。
比較表
本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。
![]() メタスピード TOKYO(EDGE・SKY共通) | FAST-R NITRO ELITE3 | ![]() VAPORFLY NEXT%4 | ![]() ADIDAS ADIOSPRO4 | ![]() メタスピードエッジパリ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 定価 | 29,700円 | 38,500円 | 29,700円 | 28,600円 | 27,500円 |
| 重量 | 170g (27.0cm)※本家商品ページより | 170g (27.0cm)※本家商品ページより | 171g (27cm)※本家商品ページより | 200g(27.0cm) 本家商品ページより) | 185g(27.5cm)実測160g(25.0cm) |
| 厚さ | かかと部分39.5mm、前足部34.5m | かかと部分40.0mm、前足部32.0m | かかと部分39.0mm?、前足部33.0mm? 検索から得た情報のため正確性は? | かかと部分39mm、前足部33mm | かかと部分39.5mm、前足部34.5mm |
| ドロップ | 5.0mm | 8.0mm | 6.0mm | 6mm | ドロップ: 5mm |
| ミッドソール素材 | FF LEAP™+カーボンプレート | NITROFOAM ELITE、PWRPLATE(カーボンプレート) | ZoomX+Flyplate(カーボン) | LIGHTSTRIKE PRO /ENERGYRODS 2.0 (カーボン製) | FF TURBO PLUS / カーボンプレート |
比較結果①:重量からアシックス メタスピード TOKYOを評価
カタログスペック上は、比較対象内では最も軽いという結果となりました。
ヴェイパーフライ4、ファストアールニトロエリート3とほぼ同等なので、最新エリートモデルのトレンドに沿った印象です。
前作のスカイパリを所有していますが、かなり軽くなった印象ですが、さらに15gの軽量は企業努力の賜物ですね。
各社の技術革新には本当に頭が下がります。
比較結果②:厚さからアシックス メタスピード TOKYOを比較
踵部:39.5mmと思われるので、40mm規定内となっています。
他社シューズと比較して、標準的な厚さと感じています。
実物を見ても前作と比較して前足部のボリュームが厚くなったように見えます。
踵着地だと形状から分かるようにブレーキが掛かりやすい印象です。
最低でもフラット着地は必要となるはずです。
アシックス メタスピード TOKYOをのサイズ感について
前作では25.5cmがジャストフィットでした。
TOKYOに関してはサイズ選びが難しくなっており、SKY TOKYOをつま先部がやや余ります。
1サイズ(0.5cm)落とすと、ややきつく感じます。
そういう時は少し大きめを選ぶようにしているので25.5cmがベストと判断しましたが、タイトなフィット感を求める方は1サイズ落として25.0cmでも良いと思います。
EDGE TOKYOではつま先周りの余った感じが少なめです。
メタスピードトーキョーに関しては、完璧なフィット感を求めるなら試着した方が良いです。
参考に私が着用しているランニングシューズのサイズを書いておきます。
アシックス メタスピード TOKYOのミッドソールについて
構成はFF LEAP™+カーボンプレート(カーボンプレート)です。
ここからは各部分をピックアップして比較します。
・FF LEAP
ASICS最高峰のミッドソール素材です。
「FF TURBO PLUS」 と比較し約15.0%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上
初代から徐々にクッション性を改善し、パリシリーズでは衝撃吸収性がありつつ、安定感に優れた素材となった印象です。
LEAPは大きくクッション性の進化を感じる一足となっているそういう前評判でしたが、着用してみてその通りでした。
特にEDGEの方が気に入ったのですが、フォアフットで着地すると柔らかく弾むように走れます。
グングン前に進むので、気持ちいいくらいです。
スカイとエッジでFF LEAPの配置位置が異なります。
スカイ:
ミッドソール上部全体 FF TURBO PLUS
ミッドソール下部全体 FF LEAP
エッジ:
前足部 FF LEAP
踵部 FF TURBO PLUS
・EDGEと比べると全体的に硬く感じる。
→ 特にカーボンプレートの幅がEDGEより広く、フラット形状なので屈曲しにくいのも硬く感じる要因の一つだが、使いこなせれば推進力はEDGEより優位と感じた。
・EDGEと比べると安定感はあるので、フルマラソンの後半でも粘れそう
・METASPEED SKY PARISと同様に前足部にしっかりと体重を乗せて踏まないと推進力は得られない。
・推進力を得る走りをするためにはそれなりの走力が必要(個人的にはサブスリー以上)

・前足部に多くFF LEAPが採用されているので、前足部着地時に柔らかい。
→ 市民ランナーレベルでもフォアフットで爆発的な推進力を感じられる。
・SKYと比べてカーボンプレートの幅が狭く、形状が異なるので屈曲しやすいので扱いやすい
→ 管理人は骨格が細く筋肉量が少ないのでとても扱いやすかった。
・フルマラソンで着用する場合は、前半から気持ちよく走れるので前半で足を使い切らないように注意する必要がある。
・サブ3.5あたりから使えそうかと感じる。
→ サブスリーを目標とするランナー以上であれば使いこなせると感じた。
・SKYと比較すると安定性にはやや劣る(柔らかいので…)

個人的にはエッジの方が実物を着用して見て気に入りました。
・カーボンプレート
メタスピードシリーズのカーボンプレートは結構硬めです。
例えば、マジックスピード4と比較しても屈曲しないので、かなりの走力が必要だと感じていました。
アルファフライ3のカーボンプレートの硬さと似ている印象です。
個人的には欲しい一足です。

カーボンの形状はパリシリーズと踏襲していると思われます。
アシックス メタスピード TOKYOのフィット感について
アシックスのランニングシューズのフィット感は個人的に好みです。
つま先から踵までフィット感は本当に良いです。
これまでメタスピードシリーズに関しては不満に感じた点はほとんどありませんが、TOKYOでも同様でした。
唯一、不満があるとしたら初代のアッパーはややほつれやすい印象でしたが、TOKYOは編み込み方が違うので大丈夫そうです。
①衝撃吸収性
9.8点(EDGE)
8.5点(SKY)
FF LEAPはとても柔らかい感触で気に入りました。
管理人はフォアフット(前足部)着地のため、特にEDGEの方が柔らかく弾むような感触がとても気に入りました。
METASPEEDの前作までは、他社のシューズと比較してミッドソールはやや硬めでした。
しかし、今回のFF LEAPは最高のクッション性能です。
サッカニーエンドルフィンエリート2が管理人が知る限り最もクッションが柔らかいのですが、それと同等レベルの柔らかさです。
ADIDAS ADIOSPRO4もかなり柔らかい部類ですが、ADIOSPRO4以上に柔らかくなりました。
管理人が知る限り最上位の柔らかさです。
EDGEであればしっかりと踏み込んで走ることができつつ、足に優しいので点数もほぼ最高点に近いレベルの評価摂りました。
SKYに関しては、前足部のFF LEAPの採用率EDGEよりも低いので、EDGEと比較するとやや硬く感じます。
点差が開いている点に関しては、感覚が異なった分の評価です。
②安定性
8.5点(EDGE)
9点(SKY)
安定性に関してはSKYの方が優れていると感じました。
他社のエリートランナー向けランニングシューズと比較してMETASPEED シリーズは安定感はある方です
前作までの感想と変わらず、安定性はとても優れています。
アッパーのフィット感も良く、踵がぐらつくような動きも少なく、FF LEAPになって柔らかいものの不安定になるような感覚ではありませんでした。
③反発性・推進力
9.5点(EDGE)
8.5点(SKY)
管理人はEDGEの方が反発と推進力を得ることができました。
SKYの場合は筋肉量が多めのランナー向けでしっかりと前着地でグイグイ筋力で弾ませる技術が必要だと感じました。
EDGEの方が真下着地かつフォアフット着地の際にしっかりとミッドソールを踏みつぶして、カーボンプレートのしなりをもらいやすい構造であると感じました。
メーカーでは走法による違いとしていますが、個人的には着地による違いで購入ポイントが違うと感じました。
SKY:前着地
EDGE:真下着地
④耐久性・寿命
9.0点(共通)
METASPEEDシリーズは過去からすべて着用していますが、500kmは使用できます。
性能劣化しにくく、耐摩耗性が高いです。
他社シューズと比較しても、高耐久・高寿命なので管理人は胸を張ってお勧めできます。
⑤グリップ
9.0点(共通)
グリップも過去シリーズから非常に良いと感じています。
アウトソールのラバーは厚くはありませんが、雨天でもしっかりと路面に食いついてくれます。
地元の峠道でも使用していますが、急な下り坂でも安心して身を任せることができています。
総合点45.8点(EDGE)/50点満点
忖度なしでもかなりの高得点となりました。
同価格帯で最軽量な点を加点したいくらいです。
ただ、色がイマイチですよね…
アシックスのシューズは性能は良いけど、色や配色がイマイチな点が多くMETASPEED TOKYOも例にもれずイマイチということで加点は無しとします。
他のランニングシューズでは軽量な場合は3点くらい特別加点していますが…
加点なしで45点以上はありません。
本当に素晴らしいシューズへと進化したと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はアシックス メタスピード TOKYO(EDGE・SKY) レビュー記事を書いてみました。
・価格29,700円と1200円値上がりしたが、同クラスシューズの中ではコスパが高い!
・前作と比較して15g軽量となり片足170g(27.0cm)となった。
→ 管理人所有スカイパリは164g(25.5cm)なので、150g前後となっていると思われる。
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を採用
・アッパーは「モーションラップアッパー 3.0」を採用
・SKYでは「FF LEAP™」を下層部に配置することで、EDGEよりミッドソールの沈み込みを抑えていると感じました。
・ストライドを伸ばすには前着地でしっかりと足を伸ばせるランナー向けと感じたので、筋肉量が多めのランナーさん向け
・カーボンプレートは、フラットで広い前足部形状を採用、垂直方向の推進力を生み出しやすくなっています。
・価格29,700円と1200円値上がりしたが、同クラスシューズの中ではコスパが高い!
・前作と比較して15g軽量となり片足170g(27.0cm)となった。(SKYと同様)
→ 管理人所有スカイパリは164g(25.5cm)なので、150g前後となっていると思われる。
・ASICS最高峰ミッドソール素材「FF LEAP™」を採用(SKYと同様)
特にクッション性の向上に期待しています。
「モーションラップアッパー 3.0」(SKYと同様)
・EDGEでは「FF LEAP™」を前足部に配置することで、真下着地の際にミッドソールが沈み込むので、管理人は反発と推進力SKYより感じることができました。
・カーボンプレートは、湾曲した形状配置により、蹴り出し時に少ないパワーで大きな反発力を得ながら速やかに足を前に出すことができやすい構造となっています。
・エリートランナー向けでも筋肉量が少なめのランナー向けでサブスリーを目指すレベルのランナーさんであれが使いこなせるはずです。
METASPEED TOKYOシリーズでは、ミッドソールの素材を「FF LEAP」へバージョンアップしたことが、最大のポイントとなります。
また、踵部の形状が変更となったのでヒールストライクでは扱いにくいシューズになりました。

ヒールストライク着地時にブレーキが掛かりやすい構造となったので、転がしにくさを感じるはずです。
同様にPUMAのFAST-R NITRO ELITE3も同様です…

管理人はRAYの購入抽選中ですが、外れたらEDGEを購入する予定です。
2025年8月8日現在:スーパースポーツゼビオさんのオンラインサイトで全サイズの取り扱いを確認しました。
購入を検討している方は↓のボタンから購入可能です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

