HOKA ONEONE CIELO X1 3.0(シエロX1 3.0)は安定感が大幅に改善され扱いやすくなったけど…【レビュー・PR】

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目次

前置き

HOKA CIELO X1 が第三世代となりました。

第二世代は管理人好みに進化してとても気に入っておりましたが、価格がネックとなり購入には至りませんでした。

最新作HOKA ONEONE CIELO X1 3.0(シエロX1 3.0)ではどのような点が進化して、実際に着用してみた感想を忖度なしに記事にしてみることにしました。

CIELO X1 3.0のポイント

CIELO X1 3.0のポイントまとめてみました。

CIELO X1 3.0のポイント
・アッパー:エンジニアードメッシュ
 → 第二世代では硬めだったが、しなやかになりフィット感が向上した。
・ミッドソール:PEBAX(1層構造)、カーボンプレート
 → 第二世代では2層構造で柔らかさを感じたが、今作は硬くなり安定性が向上した。
・重量:213g(28.0cm)
 → 第二世代よりさらに15g軽量となった。
・厚さ:かかと部 40.0mm 前足部 33mm ドロップ7mm
 → スペックは前作と変わらすだが、ロッカーポイントがやや母指球寄りとなり、推進力は影を潜めた 
・定価38,500円
 → お値段据え置きですが、元々の価格が高い…

比較対象①:ニューバランスヒューエルセル スーパーコンプ エリート V5

比較対象②:PUMA FAST-R NITRO ELITE 3

比較対象③:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO4

比較対象④:ASICS METASPEED EDGE TOKYO

特に性能面ではミッドソールに同じくPEBAXを採用しているSUPERCOMP ELITE V5が最大のライバルとなるでしょう。

比較表

スクロールできます

CIELO X1 3.0

FUELCELL SC ELITE V5

FAST-R NITRO ELITE3

ADIDAS ADIOSPRO4

メタスピードエッジトーキョー
定価38,500円29,700円38,500円28,600円29,700円
重量213g(28.0cm)214g(28 cm片足重量)海外サイトのリーク情報より170g (27.0cm)※本家商品ページより200g(27.0cm)
実測:176g(25.0cm)
170g (27.0cm)※本家商品ページより
厚さかかと部 40.0mm 前足部 33mmかかと部 40mm 前足部 32mmかかと部分40.0mm、前足部32.0mかかと部分39mm、前足部33mmかかと部分39.5mm?、前足部34.5m?
※前作メタスピードパリの厚さを参考値として入れてます。
ドロップ7.0mm8.0mm8.0mm6mmドロップ: 5mm
ミッドソール素材PEBAX、カーボンプレート「FUELCELL(PEBAX 100%)」「ENERGY PLATE(カーボン)」NITROFOAM ELITE、PWRPLATE(カーボンプレート)LIGHTSTRIKE PRO
/ENERGYRODS 2.0
(カーボン製)
FF LEAP
/ カーボンプレート

比較結果①:重量からCIELO X1 3.0を評価

ファストアールニトロエリート3とメタスピード TOKYOの軽さが際立っています。

スペック的に似たようなスペックであるSUPERCOMP ELITE V5とはほぼ同等と評価すべきでしょう。
重さもほぼ同じです。

かなり特徴が似ていると感じました。

比較結果②:厚さからCIELO X1 3.0を評価

かかと部 40.0mm 前足部 33mm ドロップ7mm

厚さに関してはアディオスプロ4と似ております。

ロッカーポイントがやや母指球寄りとなり、以前よりマイルドになりました。

ライド感は比較対象内ではファストアールニトロエリート3に近い印象です。

厚さよりもミッドソールの変更により管理人の好みではなくなりました。

CIELO X1 3.0のサイズ感について

前作同様25.5cmを着用しましたが、ジャストフィットでした。

HOKAのプレート内蔵モデルはどれも同じサイズ感で問題ありませんでした。

・プーマディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマファストアールニトロ3 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0cm
・アディダス アディオスプロ4 25.5cm
・アディダス ボストン13 25.5cm
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%4 26.0cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ6    25.5cm
・アシックス メタスピードエッジTOKYO 25.5cm
・アシックス メタスピードパリ(共通) 25.5cm
・アシックス マジックスピード5 25.5cm
・アシックス ノヴァブラスト5 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ4 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV5 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 2.0 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 3.0 25.5cm

CIELO X1 3.0 のミッドソールについて

構成はPEBAX 、カーボンプレートとなります。

PEBAX:
どのメーカーもPEBAXを採用している会社が多いです。シエロも二代目に進化した際に2層構造へとなりました。

柔らか目へと変化したことにより、管理人好みに進化したと喜んでいました。

そして、第三世代の今作ですが1層構造に戻り硬めに戻してきました…

二代目はお世辞にも安定性は高いとはいえませんでしたが、今作では安定性は大幅に改善されたものの爆発力のある反発性は影をひそめる結果となりました。

敷居は広くなったものの、尖った性能を感じることができず正直がっかりです。

フルマラソンの場合、長丁場となるので最後まで力を残しやすいという観点では安定性も重要かと感じていますが、それよりも先代のような爆発力のある反発性の方が好きでした。

カーボンプレート:

前作と比較して大幅な変化は感じず…

CIELO X1 3.0のフィット感について

アッパーがしなやかな素材となったので、フィット感は向上しました。

走ってみてもアッパーが伸縮する感覚があり、ぶれにくくなったように感じました。

かかと周りに関しても不安になることがなく、HOKAはフィット感にはかなりのこだわりを持っているように感じました。

①衝撃吸収性

6点

前作と比べて大幅にがっかりしたポイントです。

感触としては初代メタスピードスカイのような着地感でした。

昔なら同様の硬さのミッドソールのシューズが大半だったので、柔らかいと感じていたことでしょう…

しかし、昨今のトレンドは柔らかめです。

なぜ、第二世代から改悪してしまったのか意味が分かりません。

HOKAにはROCKETがあるので、マイルドな足あたりを求めるならそっちを購入すべきだと考えます。

シエロはもっと攻めて尖ったランニングシューズだった方が良かったと思えました。

②安定性

8.5点

前作は正直安定性が高いとはお世辞にも言えませんでした。

個人的に感じることはエリートランナー向けランニングシューズの場合、大半のランナーさんが体幹もそれなりに鍛えられている点です。

やや不安定感があってもそれを推進力に変えることができるくらい鍛えられていると感じます。

ランニングシューズによる安定性のアシストが必要なのは、あくまでも速度が遅めのJOGなどでは必要と思いますが、高速で走っている間にそこまでの安定性が必要なのかと考えてしまいます。

言い方を変えれば、フルマラソンの後半まで足を残しやすくなるというメリットはあるものの個人的にはそこまでの安定性は不要と考えます。

その観点でも個人的に気に入りませんでした。

③反発性・推進力

7点

昨今のエリートランナー向けランニングシューズの中では低めと評価します。

ミッドソールが硬めな点レスポンスは早めです。

しかし、沈み込んで弾む感覚ではないのでそこまでミッドソールから得る反発は少なめです。

個人的にはロケットの方が弾む感覚があるように感じます。

初代メタスピードのようなやや硬めな反発力が好きな人にはぴったりかもしれません。

④耐久性・寿命

7点

HOKAのシューズの耐摩耗性は低く削れやすいと聞いています。

削れてきたらシューグーのような補修材が必要となるかもしれません。

PEBAXはNEWBALANCEのFUELCELLでも採用されていますが、性能劣化は比較的遅めです。

⑤グリップ

9点(参考)

BONDI8を参考にしました。

アウトソールのパターンを見る限りもウェットでもドライでも問題なさそうです。

FUELCELL SUPERCOMP ELITE V5と比較してみて

他社では最も類似しているため比較対象としました。

安定性を除き、全体的な性能面でSUPERCOMP ELITE V5が勝っていると感じました。

エリートランナー向けランニングシューズの場合は、軽さと衝撃吸収性と推進力が優れていればそれでよいと考えます。

市民ランナー向けの無難なセッティングにまとめた第三世代のシエロx1よりも尖った性能に優れたスーパーコンプエリートの方が潔いと感じます。

価格も1万円程度安いため、個人的にはSUPERCOMP ELITE V5の方が欲しいと感じました。

総合点37.5点/50点満点

前作である第二世代と比較すると大幅に低めな評価点となりました。

かなりの高得点となりました。

但し、お値段も高額ですよね…

ADIOSPRO4やメタスピードエッジパリと比較して1万円の価格差をどう考えるかですね。

反発性や推進力はCIELO X1 2.0の方が管理人の走り方には合っていると感じました。

耐久性を考えると、ADIOSPRO4とCIELO X1 2.0が同じくらいかなと思います。

エリートランナーであれば、メーカーさんから提供されるので良いでしょうけど、市民ランナーが簡単に買える価格ではありません。

メタスピードエッジパリはエリートランナー向けモデルの中でも耐久性が優れているので、コスパという点で考えると軽量さも考慮すると市民ランナーであればメタスピードエッジパリかなと感じました。

※メタスピードエッジパリもミッドソール側面のペイントが剥がれやすいです。

しかし、性能を重視でお金に余裕があるならCIELO X1 2.0はフルマラソンで記録を目指すランナーさんにとって強い味方となると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はHOKA CIELO X1 3.0のレビュー記事を書いてみました。

CIELO X1 3.0のポイント

・アッパー:エンジニアードメッシュ
 → 第二世代では硬めだったが、しなやかになりフィット感が向上した。
・ミッドソール:PEBAX(1層構造)、カーボンプレート
 → 第二世代では2層構造で柔らかさを感じたが、今作は硬くなり安定性が向上した。
・重量:213g(28.0cm)
 → 第二世代よりさらに15g軽量となった。
・厚さ:かかと部 40.0mm 前足部 33mm ドロップ7mm
 → スペックは前作と変わらすだが、ロッカーポイントがやや母指球寄りとなり、推進力は影を潜めた 
・定価38,500円
 → お値段据え置きですが、元々の価格が高い…

前作と比較して個人的には残念なバージョンアップであると感じました。

第二世代である先代は安定性はやや不安定なものの、衝撃吸収性と反発性能に突き抜けたランニングシューズでした。

しかし、今作になって突き抜けた性能面がマイルドとなりました。

万人受けするなら良いアップデートかもしれませんが、それであればロケットが万人受けするので、シエロはもっと尖っても良かったのではないかと感じます。

個人的にはがっかりするアップデートでした。

初代メタスピードのような硬さがあって、安定性に優れたエリートランナー向けランニングシューズが欲しい方にはお勧めです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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