前置き

カロスに関する記事はこれまでもいくつか書いてきました。


管理人はCOROS PACE2を過去に所有しており、3カ月ほど使用して手放した過去があります。

COROS PACE2を手放した理由
これらの不満があり、以降はGarminを愛用していますが、価格高騰がネックです。
今回は新発売となるCOROS PACE4に関する記事を書いていきます。
販売・価格について
販売時期:11月下旬から12月上旬
価格:36,300円
Garminと比較すると対抗馬は過去モデルですが、管理人が所有しているForerunner265あたりが対抗馬と思います。
価格面ではForerunner165あたりでしょうか…
機能面などは比較表にして解説していきます。
機能比較
GARMIN FORERUNNER265 FORERUNNER165を比較対象としました。
COROS PACE4 | ![]() Forerunner165 | ![]() Forerunner265 | |
|---|---|---|---|
| 重量 | 40g | 39g | 47g |
| ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
| 解像度 (ピクセル) | 390 x 390 | 390 x 390 | 416×416 |
| レンズ素材 | ミネラルガラス | 化学強化ガラス | Corning Gorilla Glass 3 |
| ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー | FRP | FRP |
| 定価 | 36,300円 | 39,800円 | 62,800円 |
| 光学式心拍計 | ◎ 新設計 | ◎ | 〇 |
| 稼働時間 | ●日常使用:19日間 ●全システムモード41時間 ●全周波全システムモード31時間 | ●スマートウォッチモード: 約 11 日間 ●バッテリー節約スマートウォッチモード: 約 20 日間 ●GPSモード: 約 19 時間 ●マルチGNSSモード: 約 17 時間 | ●スマートウォッチモード: 約 13 日間 ●GPSモード: 約 20 時間 ●マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約 6 時間 ●マルチGNSSマルチバンドモード: 約 14 時間 |
| スピーカー・マイク | 〇 | × | × |
詳細な仕様は以下の画像の通りです。

特筆すべき機能①:スピーカー・マイク機能
Garminでは上位機種であるFORERUNNER 970や570で搭載されている機能となります。
廉価版で搭載されているところが凄いです。
特筆すべき機能②:新設計の光学心拍計
管理人が所有していたCOROS PACE2の光学心拍系は酷い精度でした。
表示される数値が高く表示されて、ひどい時には+40bpm程度だったことを覚えています。
管理人は常に心拍系は気にしながら走っています。
光学心拍系自体の精度はチェストバンド式と比較すると低いのはやむを得ないですが、それでも現在使用中のGarmin Foreruner265の精度は納得できレベルまで改善されました。
今回はCOROSさんも改善してきたとのことなので、どこかで機械があったら試してみたいと考えています。
特筆すべき機能③:AMO LEDによる視認性の大幅改善
COROS PACE2はナイトランだと、中高年者だと見えにくいと感じたはずです。
そのくらい視認性が悪かったです。
AMO LEDは明るくくっきりと表示されるので、視認性は大幅に改善されます。
廉価版でAMO LEDを採用したカロスさんは本当にすごいです。
特筆すべき機能③:充電がUSB TYPE-Cへ進化
スマートウォッチはどのメーカも専用の充電規格が多いですが、COROSではUSB TYPE-Cが採用されました。
外出先で充電したい場合に専用ケーブルを持っていないといけなかったので、汎用性が高いUSB TYPE-Cが使えるのは本当にありがたいです。
搭載してほしかった機能:SUICAまたはNFCによるタッチ決済機能
どうしても搭載してほしかった機能の一つです。
マイク・スピーカーは不要だから付けてほしかったです。
管理人はジムを除くランニング時は荷物を持ち歩きたくない人です。
それがスマートフォンでも同様です。
可能な限り手ぶらに近い感覚で走りたいと思っています。
それを実現してくれる機能が決済機能です。
特に夏場の外出先では、水分補給をしたくなります。
その際に気軽に買い物ができるので重宝しています。
ガーミンにはSUICA機能が搭載されているので、急に補給をしたくなってもチャージさえしていえば購入することができます。
それがCOROSには搭載されていないのは残念です。
Garmin Forerunerから買い替える必要があるか?
古めのモデルを使用している方なら、COROSへの買い替えはアリと考えます。
価格は安いし、コスパで考えたら最強です。
機能に関してもランニングに絞って考えれば問題ありません。
はじめてのランニングウォッチの購入検討をしている方にもおススメします。
しかし、管理人は買い替えません。
理由①:SUICA機能が搭載されていないため。
これだけの理由ですが、先述している通り管理人にとって決済機能は必須機能です。
265が壊れたら、165を購入します。
SUICA機能が不要でGarminからの買い替えを検討しているならイチオシです。
理由②:アメリカ発祥のメーカーですが、現在の本社は中国
個人的には中国製品に関して特別嫌悪感は抱いておりません。
しかし、可能な限り情報漏洩などを鑑みて中国製品を使用することは避けるようにしています。
COROS着用中のアスリート
・エリウッド・キプチョゲ選手(ケニア)
→ キプチョゲ選手が所属するNNランニングクラブの所属選手も着用されているそうです。
・鈴木健吾選手(プロランナー)
→ 日本記録を樹立した「びわ湖毎日マラソン」ではCOROS PACE2を着用されていました。(公式アスリート契約をしているかどうかは不明)
・大迫傑選手(リーニン)
→ 正式にパートナーシップを締結したそうです。 リーニンもカロスも中国メーカーなので合理的な選択だったのかもしれません。
・城西大学駅伝部
→ 大学駅伝もサポートしているようです。
・ヤコブ・インゲブリクセン選手(ノルウェー)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
長々とした記事になってしまいましたが、「 COROS PACE4 」に関するレビュー記事を書きました。
管理人はGarmin Foreruner 265から買い替える必要性は「なし」と判断しました。
理由はSUICAなどの決済機能がないからです。
管理人にとっては重要な機能なので、次の買い替えもガーミンとなりそうです。
しかし、決済機能が不要であれば最もイチオシなランニングウォッチです。
スペックを見る限りは超ハイコスパなランニングスマートウォッチと断言します。
過去モデルはコスパ優先で安かろう…的な印象でしたが、だいぶ改善されました。
ハッキリ言ってガーミン高過ぎです。
COROS PACE4はSUICA機能を除けばイチオシです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。





