前置き
これまで以下の記事を紹介してきました。
・初心者向けランニングシューズBEST4
・サブフォー向けランニングシューズBEST4
・サブ3.5向けランニングシューズBEST4
今回は市民ランナーが憧れる目標の一つであるサブスリー(フルマラソンで3時間切り)を想定したシューズBEST4を選抜してみました。
管理人は自称ランニングシューズオタクです。
サブスリーを目指すランナーの読者の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。
サブスリーを目指す上で管理人が考える基準
中級者より上級者レベルの市民ランナーの基準となるタイムとなります。
・ラン歴:3年以上
・月間走行距離:250km以上
※300km以上の方が望ましい
・月に一度は練習で25km以上、走ることを習慣化している。
管理人の友人には、ラン歴8カ月でサブスリーランナーとなった変わり者がいます。
彼はいきなり毎月400km走ったり、自転車で1000km以上乗り込んだりとかなり追い込んだトレーニングをしていました。
元々のポテンシャルが高いという事もありますが、かなりの練習量を積まないと到達できないレベルであることは間違いありません。
管理人自身、サブ3.5までは苦労した記憶がありませんが、サブスリーになるまでに本気で練習に取り組み2年掛かりました。
当時は薄底シューズしかない時代でしたので、現代はシューズの高性能化によりその敷居は過去より低くなっていますが、それでも高いハードルであることは間違いありません。
2024年秋~2025年春までの期間で、フルマラソンでサブスリーを目指す読者様の参考になる記事となっておりますので、最後までお読みください。
サブスリー目指すシューズ第1位!ASICS METASPEED EDGE TOKYO
前回は同じくメタスピードシリーズからメタスピードエッジパリを選出しました。

今回はメタスピードエッジトーキョーを選出しました。

・柔らかめのクッションで足に優しい
・厚底シューズの中では軽量である点
・衝撃吸収性が非常に高い
・スカイパリと比較して柔らかく感じる
・安定性はエリートモデルの中では一般的
・アッパーのフィット感が非常に良い
・定価29,700円とエリートランナー向けモデルの中では値上がりしたものの安価!
数あるエリートランナー向けモデルの中、管理人が最もお気に入りのシューズはMETASPEED EDGE TOKYOです。
軽さは正義だと言いますが、本当に軽いシューズです。
さらにエリートランナー向けモデル中では足に優しいシューズで、衝撃吸収性の高さがポイントです。
サブスリーを目指す市民ランナーレベルなら、ピッチでもストライドでもどちらでも使えるシューズです。
全体的な性能も非常に高く、特に他のエリートモデルと比較して軽量な点が大きなポイントです。
スカイトーキョーはカーボンプレートの形状がフラットであることから管理人には硬く感じました。
エッジの方が推進力を使いやすいと感じました。
ほとんどの市民ランナーさんであれば、エッジの方が扱いやすいのではないかと感じています。

メルカリなどには並行輸入品が安く出品されていますが、それらのシューズの大半は偽物となっています。
ナイキシューズの偽物を購入した時の感想を記事にしておりますので、注意喚起もかねて参考にしてください。

サブスリーを目指すシューズ第2位!ADIDAS ADIOSPRO4
前回はNEWBALANCE FUELCELL SUPERCOMP ELITE V4を選出しました。

エリートランナー向けシューズの中では、最も市民ランナーさん向けでとても良いシューズでサブ3.5向けのシューズで第1位に選出しました。

・アディオスプロ史上最も柔らかめのクッションで足に優しい
→METASPEED EDGE TOKYOの方が柔らかいです
・軽量性は合格点
→メタスピードトーキョーの方が軽量
・衝撃吸収性が非常に高い
・カーボンプレートが扱いやすくなった
→以前のアディオスプロと比較して市民ランナーでも扱いやすい
・安定性はADIOSPRO史上最も高評価
・アッパーのフィット感が非常に良い
・定価28,500円とエリートランナー向けモデルの中では安価!
・エリートランナーにも支持率が高い
メタスピードエッジトーキョーと決定的な違いは重量面です。
やや重量が重い点と、カーボンプレートの扱いやすさがエッジの方がサブスリーレベルでも扱いやすいです。
逆にADIOSPRO4はカーボンプレートはフラット形状でMETASPEED SKY TOKYOと同様に硬く感じます。
アディオスプロ4はストライド系ランナー向けでありつつ、安定性が優れておりエリートランナーからの支持が高い理由も頷けます。
過去のアディオスプロは硬めでじゃじゃ馬なシューズという印象ですが、扱いやすい跳ね馬という表現に近いです。
デメリットではありませんが、サブスリーレベルよりもさらに上のレベルのランナー向けかもしれませんが、管理人は所有しておりレース用シューズとしてストックしています。
サブスリーを目指すシューズ第3位!NEWBALANCE SUPERCOMPELITE V5
サブ3.5を目標とするランナー向けシューズの第1位に選出したシューズです。

・エリートモデルの中では、扱いやすさと安定性が抜群に良い。
・紹介したシューズの中で最も軽い
・衝撃吸収性が優れている
・サブ3.5~エリートランナーまで幅広く使える扱いやすさ
・反発性と推進力によるアシストの恩恵をサブ3.5でも享受できる。
・アッパーのフィット感が非常に良い
エリートランナー向けランニングシューズの中で最も敷居が低い点が特徴です。
前作V4は重さがネックでしたが、軽量化を実現したことで他社の同レベルまで軽量化しました。
SUPERCOMP ELITE V5はサブ3.5レベルから扱えるエリート向けランニングシューズと評価しました。
前回3位に選出したディヴィエイトニトロエリート3もエリートランナー向けモデルの中では、敷居が低いシューズです。
SUPERCOMP ELITE V5はミッドソールが少し柔らか目の割にはシューズのコントロールがしやすいです。
前モデルよりドロップを変更してよりロッカー構造となったことから、重心移動をしやすくなりました。
PEBAX100%のFUELCELLは柔らかめの感触で、長時間着用しても疲れにくいのがポイントです。
また、ENERGY ARCと呼ばれるカーボンプレートの形状が独特で、中足部までがインソール寄りで前足部がアウトソール寄りに反っています。
これはメタスピードシリーズの中でもエッジが同様の形状なのですが、前足部で着地した際にカーボンプレートが走力が弱めのランナーでもしなりやすく推進力を与えてくれます。
走り方の相性によってはメタスピードやアディオスプロ4以上に優れていると感じるかもしれません。
また、FUELCELL SUPERCOMP ELITE V5はフォアフットだけではなく、幅が広めで安定性も快適性もある中で、万人受けしやすいエリートランナー向けランニングシューズです。
サブスリーを目指すシューズ第4位!PUMA DEVIATE NITRO ELITE 3
昨年は第3位でしたが、今年は4位へランクダウンです。

・柔らかめのクッションで足に優しい
・メタスピードトーキョー程ではないものの軽量
・衝撃吸収性が高い
・サブ3.5~エリートランナーまで幅広く使える扱いやすさ
・アッパーのフィット感が非常に良い
・ヴェイパーフライネクスト%2に近い感覚で走れる!
サブ3.5を目指すランナー向けシューズとして第1位に選出したシューズです。
FAST-R NITRO ELITE3が2025年に販売されましたが、扱いやすさの観点でサブスリーレベルは扱いきれないと判断しました。
反発が尋常ではないレベルでエリートランナー向けのランニングシューズと感じました。
ディヴィエイトニトロエリート3に話は戻しますが、紹介した中では3位のFUELCELL SUPERCOMP ELITE V5が競合となりますが、扱いやすさの違いで4位にしました。
そろそろ、新モデルが出てくる時期なのではないでしょうか…
サブスリーを目指すシューズ番外編!MIZUNO HYPERWARP PURE
未着用なので番外として選出しました。

・比較対象内の中では最軽量(137g:27.0cm)
・比較対象内の中では34.5mmとやや薄い
毎回、やや薄底のシューズを1足は選出するようにしています。
前回もNEWBALANCE SUPERCOMP PACER V2を選出しています。
今回はハイパーワープシリーズの中でも最軽量であるピュアを選出しました。
軽量でありつつ、ミッドソールが他社と比べて薄いことから安定性や扱いやすさも高いと想像しています。
実物を着用していないので、正式な評価はできていませんが一度は履いてみたいと考えています。
気に入ればレース用として即購入をしても良いかと考えております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「【2025年~2026年版】サブスリー目標ランナー向けおススメシューズBEST4を元サブスリーランナーが紹介する!」という記事を書いてみました。
管理人管理人がサブスリー達成時に着用していたシューズは「ナイキ ルナスパイダーR5」でした。
2016年でしたので、8年前の話です…
当時は厚底シューズが無い時代でしたので、サブスリーのハードルはもっと高かったです。
あの当時の自分がヴェイパーフライを履いていたら、たられば論ですがサブエガを狙っていたことでしょう。
・ミッドソール素材が管理人には硬め
・サブエガ以上を目指すランナーさんには良いです。
・高価である。
・耐久性が低い
・市民ランナーで扱うには高スペック過ぎる
・2時間30分以内を目指すランナーさんには良いです。
→ アルファフライ3はサブスリーレベルでも使えるけど他社ほど推せません。
・メタスピードエッジトーキョーが最も管理人が推すサブスリーを目指すランナー向けシューズです。
理由①:軽量性、反発や推進力全てにおいて完璧と感じるシューズ!
理由②:エリートランナー向けモデルの中ではコスパが優れている。
サブスリーを目指すランナーさんのランニングシューズの選びの参考に少しでもなれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。







