前置き
大迫傑選手は2024年末でナイキとの契約を終了したそうです。
本記事を投稿した時点ではフリーであるという認識です。
今回の契約終了は個人的な意見としては、袂を分かつのではなく一旦契約を終了して色々なチャレンジをするために敢えて一旦終了したものだと思うのです。
それに関してはエックスでのポストを見ると分かります。
様々な憶測が飛んでますが、プロ選手は走る事がビジネスなのだから当然ビジネスツールも納得がいくものを使いたいという気持ちは分かります。
邪推したとしても、稚拙な邪推はすべきではありませんよね…
所属に忖度しないで自由なスタイルで行動できるって憧れます!
先日、大迫選手が自身のYoutubeチャンネルで「スグルオーサコ本気の靴選び」という動画が公開されており、様々なメーカーのシューズを試していらっしゃったので、大迫傑選手がチョイスしたシューズに関する管理人の意見を交えて記事にしていきます。
ナイキ以外のシューズを履く大迫傑選手の動画は新鮮でした。
私を含めて、市民ランナーが大迫傑選手に抱くイメージって=ナイキの印象かと思います。
ナイキ以外のシューズを試す動画は本当に新鮮でした。
そして、大迫傑選手は以下のシューズを購入していらっしゃいました。
・ADIDAS ADIZERO EVO SL
→ 少し早めのペース走
・ASICS NOVABLAST5
→ スロージョグ用
・ASICS メタスピードエッジパリ
・HOKA HOKA CIELO X1
※ADIOSPRO4は所有されているアルファフライ3と共通するということで購入対象外としたようです。
フォアフットランナーならではの観点で参考になった。
この動画ではつま先までカーボンが入っていないシューズに関しても見抜かれていました。
例えば、ADIOSPRO4は先端部までカーボンが入っていないだろうと感じていましたが、大迫選手もそのような見解でいたことに驚きました。
しかし、カーボンプレートが飛び出ているPUMA FAST-R NITRO ELITE2に関してはそこまで支持していなかったのが意外でした。
個人的にはPUMA DIVIATE NITRO ELITE3も試していただきたかったところです。
大迫選手と同じような走り方と思っている。田村和希選手(住友電工)は、ニューイヤー駅伝でDIVIATE NITRO ELITE3で区間賞を獲得されております。
また、HOKAのシューズを推している点も意外だと感じました。
個人的にはフォアフットで着地した際にスカッと拍子抜けするような感覚になったので、あまり印象は良くありませんでした。
筋肉量や着地の角度でシューズに対しての意見は異なるのだと改めて感じました。
大迫選手や田村選手の場合フォアフットでも、さらに膝から地面に着地する際に鞭のようにしなやかに伸びるのです。

自分も同じようなフォームを試してみたことがあるのですが、確かにストライドが伸びますが長距離は筋力的に無理だと感じたことがあります。
改めてスグルオーサコハンパない!と感じたことがあります。
ADIDAS ADIZERO EVO SLについて
大迫選手はやや強度の強めの練習用に合っていると感じていらっしゃいました。
軽くて適度な沈み込みにミッドソール素材「LIGHTSTRIKE PRO」の高反発が印象良かったようです。
ナイキの場合だと、同様の練習用としてはズームフライ6やペガサスプラスとなるのでしょうが、軽さ・安定感・フィット感ではEVO SLに軍配が上がります。
また、大迫選手はズームフライは動画内で苦手だと仰ってました。
私もズームフライは苦手な一足でしたが、6になって随分と進化したと感じておりましたが…

ASICS NOVABLAST5について
前作ではミッドソールが大幅に硬くなりましたが、今作では柔らかくなり練習用として使いやすくなったと感じていたところでした。
何も考えずにマッタリと走るにはNOVABLAST5はピッタリです。
ミッドソールが柔らかくなったことで疲労抜きのJOGに使える一足となりました。
また、反発力もあるのでナイキでお気に入りだったペガサスターボ35のような感覚で走る事ができる一足となりました。
もう少し軽量感があれば申し分ないのですが…

ASICS メタスピードエッジパリについて
メタスピードパリ推しの管理人としては、チョイスしてくれて嬉しい一足でした。

柔らかめであるもののそこまで沈み込みは大きくなく、カーボンプレートの性能を引き出しやすい一足です。
価格もエリート向けシューズの中では廉価である点も評価ポイントの一つです。
色々なところで記事にしていますので、良ければ↓をクリックして参照していただけると嬉しいです。
HOKA CIELO X1について
管理人的にはネガティブな印象のシューズです。
硬すぎてライドできないというか、つま先着地だと抜けるような感じで反発と推進力を得ることができないような印象でした。
管理人がスイートスポットを見つけられなかっただけかもしれませんが、エリート向けモデルの中で個人的にはワースト5圏内のシューズなので、意外でした。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「大迫傑選手に学ぶフォアフットランナーのシューズ選び」という記事を投稿しました。
ナイキ専属から一度離れた大迫傑選手が選んだシューズはとても興味深い内容でした。
アルペンTOKYOは管理人が頻繁に立ち寄るショップなので、嬉しくなっちゃいました。
大迫傑選手が他にも注目しているシューズメーカーとして、リーニン(LI-NING)とエックスステップ(X-STEP)の名前も出ていました。
リーニンに関しては、有名人だと猫ひろしさんや森脇健児さんへシューズを提供していらっしゃいます。
管理人も8年くらい前にリーニンのルージュラビットという練習用シューズを所有していました。
当時3500円位で購入しましたが、値段相応かな…という一足でした。
現在だと技術革新しており、全く別物なのかもしれませんが…
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。