ASICS GT2000 14は反発性と安定性のバランスが優れたランニングシューズでした。【レビュー・PR】

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前置き

アシックス人気ランニングシューズがアップデート!

GT2000シリーズは実は着用したことがありませんでした。

個人的にあまり興味がなかったからです。

ノヴァブラスト5と同じミッドソールが採用されたとの事なので、気になったのでレビュー記事を書いてみることにしました。

アシックス GT2000 14のポイント

以下の通りにポイントをまとめてみました。

アシックス GT2000 14のポイント

・重量は273g(27.0cm)
・踵の厚さ36.5m 前足部 28.5mmm ドロップ8mm
・ミッドソールはノヴァブラスト5同様「FF BLAST MAX」を採用!
・定価16,500円

ライバルとして挙げるシューズは以下の通りです。

比較対象①:NIKE STRUCTURE26

比較対象②:NEWBALANCE FUELCELL REBEL V5

比較対象④:ADIDAS ADIZERO SL2

厚底ばかりしか履いていないので比較対象が偏ってます…

比較表

本家サイトなどを参考に比較したスペックシートを作成してみました。

スクロールできます

GT2000 14

STRUCTURE 26

FUELCELL REBEL V5

ADIZERO SL2
定価16,500円16,500円16,940円14,300円
重量273g(27.0cm)288g(26.5cm)
ステップスポーツ商品ページより
227g公式サイトより240g(27.0cm)実測222g(25.5cmワイド)
厚さ36.5m 前足部 28.5mmかかと部38mm 前足部28mmかかと部分35.0mm、前足部29.0mmかかと部分36mm、前足部26mm
ドロップ8mm10mm6mm10mm
ミッドソール素材FF BLAST MAXReactXFUELCELL(PEBAX配合)ミッドソール素材 LIGHTSTRIKE PRO / LIGHTSTRIKE2.0
前足部~中速部あたりサンドウィッチ形状

比較結果①:重量からGT2000 14を評価

厚さの割には重量は重めです。

比較対象の中では最もアウトソールの幅が広いので重量が重くなるのはやむなしです。

ストラクチャー26も同様に厚さの割には重量があります。

安定性重視のモデルは重量が重くなる傾向が多いです。

アッパーが厚めでフィット感が非常に良いので重量感はあまり感じません。

比較結果②:厚さからGT2000 14を評価

厚底でもなく薄底でもないのでいわゆる中底になります。

厚みはないながらも、安定性に関しては比較対象内の中では抜群に良いです。

ADIZERO SL2やREBEL V5と同じくらいの厚さではありますが、SL2やREBEL V5の方がフォアフット向けでテンポが上げやすく、GT2000 14は踵着地でロング走などのトレーニングに向いています。

GT2000 14のサイズ感について


25.0cmでジャストフィットでした。

ノヴァブラスト5やメタスピードと比較してワンサイズ落として良いです。

・プーマディヴィエイトニトロエリート3 25.5cm
・プーマファストアールニトロ2 25.5cm
・アディダス アディオスプロ3 25.0cm
・アディダス アディオスプロ4 25.5cm
・アディダス ボストン12 25.0cm(ワイド)
・アディダス アディゼロSL2 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%2 26.0cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%3 25.5cm
・ナイキ ヴェイパーフライネクスト%4 26.0cm
・ナイキ アルファーフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ3    26.0cm
・ナイキ ズームフライ6    25.5cm
・アシックス メタスピードスカイ 25.5cm
・アシックス メタスピードパリ(共通) 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ2 25.5cm
・サッカニーエンドルフィンプロ4 25.5cm
・ニューバランススーパーコンプエリートV4 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 25.5cm
・ホカ オネオネ シエロ エックス1 2.0 25.5cm

GT2000 14のミッドソールについて

構成はFF BLAST MAXのみとなります。

FF BLAST MAX

ノヴァブラスト5にも採用されているミッドソール素材です。

管理人的にはお気に入りのミッドソール素材です。

・柔らかい
・弾む
・転がしやすい

GT2000 14は厚さがノヴァブラスト5より薄くなった分、反発性と衝撃吸収性はやや犠牲となっていますが、アウトソールの幅が広がり安定性が大幅に改善して初心者さんでも扱いやすくなっています。

踵着地の安定性にはカヤノでも採用されているアシックスの技術である「3D ガイダンスシステム」が大きく貢献しています。

安定性が優れているシューズはロング走でも使いやすいです。

個人的にはとても気に入っているミッドソール素材で、GT2000 14のレビューを書こうと思ったきっかけも、「FF BLAST MAX」が採用されていることを知ったからです。

フィット感について

フィット感は文句なしに良いです!

アッパーに厚みがあり、エリートモデルと比較しても安心して着用できます。

伸縮性があるので、後半に足がむくんできても問題はなさそうです。

ヒールカップもしっかりと包んでくれる感覚があり、全体的なフィット感として文句のつけようがありません。

①衝撃吸収性

6.5点

厚さを考えればもう少し加点しても良いかもしれませんが…

フォアフット着地だと薄さの方が目立ちました。

踵着地であれば、程よい衝撃吸収性なのだと思いますが…

初心者から上級者まで万人受けしやすい衝撃吸収性です。

②安定性

9.5点

GT2000 14の最大のポイントは安定性です。

特にヒールストライク(踵着地)のランナーさんの場合はその恩恵を感じることができます。

初心者から上級者まで扱いやすい一足であると感じました。

③反発性・推進力

6.5点

ノヴァブラスト5譲りの反発性と推進力です。

薄くなっている分フォアフット着地だと反発性や推進力に関しては弱いと感じました。

フォアフットランナーの場合はGT2000よりノヴァブラスト5を使用するランナーの方が多いと思いはずなので、ここでは踵着地やフラット着地のランナーさんが使用した場合を想定して書いています。

踵着地やフラットであれば安定性の恩恵を受けられるのと、過剰な反発は不要と考えます。

反発性と推進力も程よくマイルドで扱いやすいです。

④耐久性・寿命

9.5点(暫定)

アシックスのランニングシューズはどのシューズも耐久性が抜群に高いです。

ノヴァブラスト5も800kmオーバーですが、アウトソールもミッドソールもまだまだ使えそうです。

GT2000 14の耐久性も同様に高く1000km以上は使えるものと考えます。

⑤グリップ

8点

アスファルト路面であれば、全天候で使えます。

しかし、雨の日にノヴァブラスト5で摩擦係数が低い石畳の上を走った際にはスリップする感覚がありました。

アウトソールを耐久性が高いラバーを採用している分、ややグリップは低いのではないかと感じました。

晴れた日であればどんな路面でも関係なくしっかりグリップしますので安心してください。

総合点41点/50点満点

トータルバランスが高いので比較的高得点となりました。

特に安定性と耐久性がほぼ最高得点となりました。

安定性に特化しすぎたシューズは管理人は苦手なので、適度な安定性だと感じたので高評価となりました。

特に踵着地、フラット着地でデイリートレーナー的なシューズが欲しい場合はおススメです。

トータルバランスが高いシューズなので、一足持っていると重宝します。

管理人はフォアフットランナーなので、GT2000 14を購入するならノヴァブラスト5またはREBEL V5を購入します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はアシックス GT2000 14のレビュー記事を書いてみました。

GT2000 14の主なポイント

・重量は273g(27.0cm)
・踵の厚さ36.5m 前足部 28.5mmm ドロップ8mm
・ミッドソールはノヴァブラスト5同様「FF BLAST MAX」を採用!
・定価16,500円

踵着地のランナーさんには重宝する一足となっています。

特筆すべきはトータルバランスが高いです。

厚底シューズが苦手なランナーさんだったり、ロング走からJOGまでデイリートレーナーとして活躍してくれる一足となっています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

名前:るっく
年齢:50代
職業:会社員(SE)
ラン以外の趣味:ロードバイク・資産運用・節約
PB(フル) 2時間57分(2016年板橋Cityマラソン)
PB(ハーフ)1時間21分(2016年新宿ハーフマラソン)
ランニングシューズやグッズ、ロードバイク用品などなんでも忖度なしでレビュー記事を書きます。
レンタルでも構いませんので、提供していただけると嬉しいです。
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