3年ぶりにヴェイパーフライネクスト%2を使用してみた。

思い入れのあるシューズに関しては、クローゼット保管しています。
大半のシューズは処分しているのですが…
ヴェイパーフライシリーズの中でも管理人はネクスト%2が過去一番のお気に入りです。
最も自分の走り方との相性が良いからです。
クローゼットを整理していたら、久々に出てきたので使用してみることにしました。
そこで気づきがありましたので、今回は記事にしてみることにしました。
改めて良いと感じた点①:フォアフットだと走りやすい
管理人の着地はフォアフット(前足部)着地です。
フォアフットの中でもやや後ろ側の母指球で着地しています。
さらに具体的には、母指球の内側で着地するよう意識しています。
※実際にはO脚のため、外側着地となっていますが…
ミッドソールの厚みがある部分と着地位置が一致しており、着地時の衝撃を吸収しながら沈み込むので推進力に変換しやすいです。
また、ロッカー構造が強くやや反りあがるような形状となっているので、重心の体重移動がとてもしやすいのです。
他社のシューズでもエリートランナー向けモデルではそれを感じますが、ヴェイパーフライシリーズの中でヴェイパーフライネクスト2が最もそれを感じやすいです。
初代も好きでしたが、いかんせん性能劣化が早過ぎ
ヴェイパーフライネクスト3はミッドソールが硬すぎ
現行のヴェイパーフライネクスト4はやや柔らかくなったものの、やや薄くなった影響で弾む感覚が減少
ヴェイパーフライネクスト2は走りやすいと感じました。
改めて良いと感じた点②:アッパーの生地が好き
ヴェイパーフライネクスト2のアッパー生地はフライニットです。
フィット感が特に気に入っています。
ヴェイパーフライネクスト4の生地は通気性は良いものの、フィット感が好みではありません。
アッパーのフィット感が最も良いと感じる点でも、Vaporflynext2が最もお気に入りです。
改めて良いと感じた点③:重量の割には軽い

25.5cmですが、重量は190gでした。
他のブログを拝見しているともっと軽いので、シューレースをキャタピランにしているせいかもしれません。
キャタピランは、重量が重くなったとしてもフィット感を大幅に上げてくれるので勝負用シューズでは装着しています。


話が逸れましたが、ヴェイパーフライネクスト2は着用時にもっと軽く感じます。
反発性が高いからだと思いますが、羽をつけているのではないかと感じるような軽快感です。
※ロングランだと後半には疲れるのですが…
色々なランニングシューズを履いてきましたが、自分の原点というか厚底シューズの定義とはヴェイパーフライネクスト2なのだということを改めて実感しました。
改めて良いと感じた点④:耐久性(寿命)は延命処置をすれば長持ち
管理人は、500km以上使用しています。
ヴェイパーフライネクストシリーズ全般でいえることですが、耐久性は高いとはいえません。
管理人の場合は脚力が弱いのと体重が57kgと軽めだから、ミッドソールの性能劣化を最小限に抑えているのだと思われます。
しかし、避けられぬ問題があります。
ナイキのエリート向けシューズ全般でいえることですが、耐摩耗性が他社と比較して低いのです。
ヴェイパーフライネクスト2に関しても例に漏れず耐摩耗性は低いです。
150km程度でアウトソールの溝は無くなり、220kmあたりからはミッドソールが見えてくるくらい削れてしまいます。
なので、管理人はアウトソール補修材を使用しています。

補修材を使用することで、500km使用しましたがレース用としては役割を終えているものの練習用としては使えております。
延命処置をしたくなるくらい履きたいシューズはヴェイパーフライネクスト2が良いからこそです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヴェイパーフライネクスト2はシリーズ史上最高のシューズであると感じています。
愛用者は多く、私の記憶では小山直城選手(HONDA)がヴェイパーフライネクスト2を長く使用されていたことを覚えています。

販売終了後も多くのランナーの足元を支えておりました。
すでに販売が終了しているので、購入するなら中古しかありません。
しかも、程度が良いものはなかなか見当たりません。
他社でも良いシューズが出てきているので、ヴェイパーフライネクスト2にこだわる必要性もありませんが…
久々にクローゼットから引っ張り出してみたら、本当に良いシューズであると実感したので今回は記事にしてみました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。