前置き
NORTHFACEといえば、誰もが知るアウトドアブランドです。
ロゴは見たことがない人はいないでしょう。
トレイルランニングの分野では先駆者ですが、ロードランニングにおいては後発組です。
シューズに関しては、一度も着用する機会がありませんでした。
エリートランナー向けカーボンプレート内蔵のランニングシューズが販売されたのでチェックしてみることにしました。
今回は「NORTHFACE VECTIV Forward」に関する記事を投稿します。
ベクティブフォワードのポイント

VECTIV Forwardのポイントまとめてみました。
・アッパー:ブリーザブルメッシュ(エンジニアードメッシュ)
・ミッドソール:VECTIV 3D Pebax、 カーボンプレート
・重量:255g(27.0cm)
→ 他社ライバルモデルと比較しても勝負ができる重量
・厚さ:かかと部 35.5mm 前足部 29.5mm ドロップ6mm
→ やや薄めなので中厚底ランニングシューズの位置づけ
・定価27,500円
ライバルシューズ選出
ライバルとして挙げるシューズは以下の通りです。
2万円台後半のカーボンプレート内蔵のランニングシューズを選出しました。
比較対象①:アディダス アディゼロ アディオスプロ4

比較対象②:メタスピードエッジ TOKYO

比較対象③:ニューバランス フューエルセル スーパーコンプエリート V5

比較対象④:ミズノ ハイパーワープエリート

エリートランナー向けランニングシューズの中でも、最も売れ筋の価格帯ゾーンなので売れていると思われるであろうブランドのシューズを選択しました。
比較表
![]() VECTIV Forward | ![]() ADIOSPRO 4I | ![]() METASPEED EDGE TOKYO | ![]() HYPERWARP ELITE | |
|---|---|---|---|---|
| 定価 | 27,500円 | 28,600円 | 29,700円 | 29,700円 |
| 重量 | 重量:255g(27.0cm)) | 200g(27.0cm)実測176g(25.0cm) 本家商品ページより | 170g (27.0cm)実測:146g(25.5cm) | 170g(27.0cm片足重量) |
| 厚さ | かかと部 35.5mm 前足部 29.5mm | かかと部分39mm、前足部33mm | かかと部分39.5mm、前足部34.5m | かかと部 38.0mm 前足部 34.5mm |
| ドロップ | 6.0mm | 6mm | 5mm | 3.5mm |
| ミッドソール素材 | VECTIV 3D Pebax カーボンプレート | LIGHTSTRIKE PRO /ENERGYRODS 2.0 (カーボン製) | FF LEAP™、FF TURBO PLUS、カーボンプレート | MIZUNO ENERGY XP、フルレングスカーボンプレート |
比較結果①:重量からVECTIV Forwardを評価
比較対象内では最も重量が重いという結果となりました。
ミッドソールの厚さは最も薄いのに重量が重い理由としてはアッパーにあるのかと感じました。
フィット感はとても良いと感じましたが、他社の方が先駆者という点もあり重量面で大きな差が出たのかと感じました。
手に取ってみても重量感はかなり感じました。
今後に期待したいところです。
比較結果②:厚さからVECTIV Forwardを評価
かかと部 35.5mm 前足部 29.5mm ドロップ6mm
他社のランニングシューズと比較して最も薄いです。
ドロップの割にはロッカーの傾斜がややきつくて、前足部着地だと薄さというかミッドソールのバウンド感がないと感じました。
具体的には、少し前のモデルとなりますがNEWBALANCE SUPERCOMP ELITE V3に近い印象です。
個人的には相性が合わないと感じました。
VECTIV Forwardのサイズ感について
25.0cmを着用しましたが、管理人にはジャストフィットでした。
参考に管理人が着用したランニングシューズは以下の通りです。
VECTIV Forward のミッドソールについて
構成はVECTIV 3D Pebax、カーボンプレートです。

VECTIV 3D Pebax:PEBAXを使用したランニングシューズは他社でもあります。
NEWBALANCE SUPERCOMP ELITE V5やHOKA CIERO X1シリーズもPEBAXを採用しています・
各社発泡率を変更しており、特色が異なります。
VECTIV 3DのPEBAXは、やや硬めで反発のレスポンスがクイックです。
個人的には硬さの方が目立つ印象でした。
また、ロッカー構造となっており、ドロップの割には中足部あたりから絞られている点もあり、管理人の着地ポイントでは薄く感じてしまいミッドソールからの反発はあまり感じることができませんでした。
結果として、衝撃吸収性とPEBAXの反発性はあまり感じることができませんでした。
しかし、踵着地であれば感触はやや硬めなものの、前に転がしやすく体重移動がしやすいと感じたので、管理人の印象としては踵着地が推奨です。
カーボンプレート:ややスプーン形状となっているカーボンプレートが採用されています。
実際に着用してみると推進力よりも安定性に寄与しているように感じました。
①衝撃吸収性
3.5点
個人的には相性は良くないと感じました。
管理人の通常の着地では衝撃吸収性を全く感じませんでした。
踵着地であれば、印象はかなり変わりますが、他社で例えると初期のカーボンプレート内蔵ランニングシューズと似た印象でした。
②安定性
6点
安定性に関しても他社で例えると初期のカーボンプレート内蔵ランニングシューズと似た印象で個人的には良いとは感じませんでした。
③反発性・推進力
3.5点
ミッドソールの反発性は硬めでクイックに反発するのでピッチ系ランナーさんには良いと感じました。
管理人は沈み込むタイプが好みなのですが、対照的であった点と、着地ポイントの時点で厚みがあまり感じられない点も含めてガッカリしました。
単に相性が悪いだけなのですが、踵着地も試してみたものの他社のランニングシューズの方が優位性が高いと感じたため、辛口の評価となりました。
④耐久性・寿命
8点(暫定)
アウトソールのラバーが他社よりも厚みがあるので耐摩耗性は高めであると感じました。
ミッドソールの性能劣化に関しては、硬めなので高耐久であると感じています。
⑤グリップ
8.5点(参考)
着用してみた印象としてはとても良かったです。
アウトソールを見る限り、ウェット路面でも問題なさそうです。

アウトドアブランドのランニングシューズだけあって、いかなる路面状況にも対応できるモデルであると感じました。
唯一VECTIV Forwardを高評価できる点がグリップでした。
総合点29点/50点満点
これまでに評価してきたカーボンプレート内蔵ランニングシューズの中で最低評価となりました。
初代ホカ オネオネ シエロ エックス1やSUPERCOMP ELITE V3と同じような感触で管理人との相性が最悪でした。
踵着地だと印象はポジティブになるものの、個人的にはおススメできません。
酷評レベルの点数となってしまい、メーカーさんには申し訳なく感じますが仮に個人ス本差として機材を供給してくれるとしてもお断りしたいレベルです。
着用して全くワクワクしないランニングシューズは久々です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はノースフェイスから販売された「VECTIV Forward」に関するレビュー記事を書いてみました。
・アッパー:ブリーザブルメッシュ(エンジニアードメッシュ)
・ミッドソール:VECTIV 3D Pebax カーボンプレート
・重量:255g(27.0cm)
→ 他社ライバルモデルと比較しても勝負ができる重量
・厚さ:かかと部 35.5mm 前足部 29.5mm ドロップ6mm
→ やや薄めなので中厚底ランニングシューズの位置づけ
・定価27,500円
今作は正直相性が合わずイマイチでした。
管理人はVECTIV Forwardはおススメできません。
前述した初代シエロ エックス1やSUPERCOMP ELITE V3が好みなら良いと思います。
厚みが他社よりも薄くて、最も重量が重いという点でもマイナスポイントでしたが、着用してみて管理人の走り方では前に進む印象があまりありませんでした。
結論からして、レース用として ベクティブフォワードを履きたいとは全く思いません。
見た目は格好良いのですが、個人的には購入の予定はありません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

