例年にない良レースコンディションでした。
私はTV観戦でしたが、毎年海風などの気象環境に振り回されがちですが例年にない高環境で好記録が連発されました。
今回は第73回別府大分毎日マラソンをTV観戦しながら、上位選手が着用されたシューズに関して記事にしていきます。
1位 V.キプチュンバ(ケニア) 2時間6分01秒=大会新

着用していたシューズ:ADIDAS ADIOSPRO 4

シューズカラーが白でしたし、ユニフォームがADIDAS契約選手用でしたので、EVO1だとばかり思っていました。
しかし、ゴールシーンの足元を確認してみると、つま先のコンチネンタルラバーの配置位置を確認したところ、ADIOSPRO4でした。
常に先頭集団にいましたし、35km過ぎの登り坂でのラストスパートはお見事でした!
2位 若林宏樹(青山学院大4年) 2時間6分07秒=初マラソン日本最高、日本学生新、大会新

着用していたシューズ:NIKE VAPORFLY4 ※プロトタイプ
若林宏樹選手は箱根駅伝でも同様にヴェイパーフライ4プロトタイプを着用されていました。
4は評判が良いみたいで、初期の頃のライド感なんだそうです。
大迫傑選手も3は苦手だったが、4は素晴らしいと褒めていらっしゃったのを見かけました。
唯一、キプチュンバ選手のラストスパートに対応したのも若林選手でした。
給水も上手でしたし、初マラソンとは思えぬ堂々とした走りでしたね!
最後の最後まで絞り出すような走りは心から感動しました。
現役選手としての有終の美を飾る見事な走りでした。
本当にお疲れさまでした。
大学で陸上選手としては引退して、日本生命に入社されるとのことですが会社員としても一流の選手として活躍して欲しいです。
3位 大塚祥平(九電工) 2時間6分37秒=大会新

着用していたシューズ:ADIDAS ADIOSPRO 4
鮮やかなイエローでしたので、一瞬初期のアルファフライ?!と見間違えてしまいましたが、Newカラーのアディオスプロ4でした。
大塚選手の安定感のある走りはお見事としか言いようがありません。
フルマラソンで大崩れすることが無い安定した走りはお見事としか言いようがありません。
素晴らしい走りをありがとうございました。

4位 足羽純実(Honda) 2時間7分11秒

着用していたシューズ:アシックスメタスピードパリ(エッジorスカイ)
アウトソールの色から恐らくですが、エッジかと思われます。
スカイはオレンジ色(ピンク)だったはずですので…
HONDAってユニフォームサプライヤーがナイキなので、てっきりナイキのシューズかと思っていました。

5位 W.デレセ(ひらまつ病院) 2時間7分46秒

着用していたシューズ:NIKE VAPORFLY NEXT%(初代)
ワークナー・デレセ選手は、初代のヴェイパーフライネクストでしたね。
箱根駅伝カラーだったはずです。
ヴェイパーフライ3よりも、個人的にフォアフット着地した際の反発や推進力を活かしやすい構造になっています。
フォアフット特化型シューズであるため、走り方をシューズに合わせる必要がありますが、今でも旧型のヴェイパーフライを支持するランナーさんも多いです。
デレセ選手は転倒があったものの、前回覇者として5位入賞を果たす見事な走りでした。
上位着用率集計
1位:ADIDAS 2名 40%
2位:NIKE 2名 40%
3位:ASICS 1名 20%
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「第73回別府大分毎日マラソン(2025年2月2日開催)上位5名のランナーシューズ考察」という記事を書きました。
昨今のランニングシューズ市場の着用率とほぼ同じでした。
TV観戦の感想としてはADIDASがシェア1位だったように見えました。
ADIOSPRO3までは一癖あるシューズで履きこなすのが難しい一足でした。
EVO1の登場により、一気にシェアが広がるきっかけとなり、ADIOSPRO4はショップでも即日完売するほどに売れに売れまくっています。
ナイキもヴェイパーフライ4あたりからは反撃の狼煙が上がるのではないかと思われます。
そして、メタスピードパリに関しては日本人に使いやすいシューズではないかと感じています。
軽くてフィット感も良く、反発と推進力に関しても申し分ありません。
どのシューズメーカーにも一長一短があります。
管理人はどんなシューズを選ぼうかもう少し悩むことにします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。