前置き
世界陸上2025家族観戦記を書きました。
男女マラソンに関しては、一部の有力選手はベルリンマラソンへの参加を優先して辞退された選手もいます。
ワールドマラソンメジャーズは賞金が出ますし、年間ランキングもあるのでプロ選手なら優先する気持ちもわかります。
それでも、世界陸上は世界の有力選手が参加してくれました。
今回は世界陸上女子マラソン上位選手のシューズを考察する記事を書きます。
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女子マラソン1位 ペレス・ジェプチルチル選手(ケニア)
DAY2のモーニングセッションにて開催された女子マラソンではケニアのペレス・ジェプチルチル選手がトラック勝負で優勝して金メダルをゲットしました。

着用していたシューズ:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO EVO2

定価82,500円!重量138g!(27.0cm)と価格も性能も破格のスーパーシューズです。
管理人もいつかは履いてみたいと思いますが、金額が破格なのでさすがに手が出ません。
レンタルで1万円でも良いので履いてみたいシューズです。
女子マラソン2位 ティギスト・アセファ選手(エチオピア)
着用していたシューズ:ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO EVO1

アセファ選手に関する記事を過去に書きました。

後半のペースアップ以降、集団の先頭で引っ張ってきたのはティギスト・アセファ選手でした!
彼女の足元には、ADIDAS ADIZERO ADIOSPRO EVO1が着用されていました。
新モデルかと思いましたが、アウトソールの前半分が黒なのでEVO1と断定しました。
パリオリンピック女子マラソンでも彼女は終盤にリードしていたものの、ハッサン選手にかわされて2位でした。
今回も同じような展開でラストのトラック勝負で敗北しました。
しかし、正々堂々と駆け引きなしの勝負は個人的に心を打たれました。
偉大な選手ですし、ルックスも個人的にとても好きな選手です。
私の記憶には強く焼き付きました。
女子マラソン3位 フリア・パテルナイン選手(ウルグアイ)

着用していたシューズ:サッカニーエンドルフィンエリート2

有力選手が離脱していく中、終盤に追い上げて3位銅メダルをゲットされました。
ウルグアイ代表選手で世界陸上初のメダルだそうです。
おめでとうございます!
メキシコ生まれでグリーンカードも所有しているそうなので、拠点はアメリカなのかもです。
暑さの中のレースでしたので、自己ベストよりも暑さに強く粘り強さが手繰り寄せた銅メダルだったのだと思います。
エンドルフィンエリート2は柔らかめで衝撃吸収性が高いので、過酷な暑さの中でも足を終盤まで残せるアシストをしたのかもしれません。
サッカニーのシューズが上位者シューズで取り上げるのは、これが初かもしれません。
知名度が上がりそうですね!
女子マラソン番外編:日本人選手たちのシューズ
7位入賞 小林香菜選手(大塚製薬)

着用していたシューズ:メタスピードエッジトーキョー

久々の日本人選手が入賞しました!
前半から先頭集団に位置取りして、一時は先頭を走る場面もありました。
後半に外国人集団に吸収されてからは粘りのレースでしたが、最後まであきらめず入賞を手繰り寄せました。
おめでとうございます!
13位 佐藤早也伽選手(積水化学) 28位 安藤友香選手(しまむら)


着用していたシューズ:ナイキアルファフライ

佐藤選手は終始落ち着いた走りで後半に追い上げて13位でした。
入賞こそ逃したものの、序盤からご自身の走りに徹底されていました。
後半に順位を着実に上げて、前回のパリ大会での屈辱からリベンジを果たしました。
ゴール後に小林選手との談笑時にポカリを噴いたところは個人的に大爆笑しちゃいました。

安藤選手は悔しかったことでしょう…
前半から積極的に先頭集団に絡んでいましたが、後半に失速しました。
個人的には好きな選手なだけに、今後の活躍にも期待しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は世界陸上女子マラソン上位選手のシューズを考察してみました。
以下のようになりました。
1位、2位:アディダス
3位:サッカニー
日本人選手はナイキ2名、アシックス1名でした。
2025年はアディダス着用率が上がりました。
一般的なマラソン大会でもアディオスプロ4着用者が最も多いのではないかと感じました。
アディオスプロ4は個人的にも好きなシューズで所有しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。