前置き
ミズノが誇るフラッグシップ・レーシングシューズ「HYPERWARP(ハイパーワープ)」シリーズ。
前作第一世代では、ピッチ系最軽量の「PURE(137g)」、ストライド系の「ELITE(170g)」、カーボンナイロンプレート採用で幅広いランナーに向けた「PRO(200g)」という隙のないラインナップで話題を呼びました。

そして、先月末(9月)には脅威の96g(世界最軽量)を叩き出した「HYPERWARP 96」に関する記事も書かせていただきました。

そして今回、満を持して「HYPERWARPシリーズ 第二世代」が正式発表!
現時点で判明している最新スペックや各モデルの進化点をまとめました。(※実際に着用・足入れ次第、インプレッションも追記予定です!)
【一目でわかる】HYPERWARP 第二世代 シリーズ比較表
まずは新しくなった第二世代の全4モデル(PURE 2 / ELITE 2 / RACER / PACER)のスペック・比較を一通り整理しました。
| 項目 | HYPERWARP PURE 2 | HYPERWARP ELITE 2 | HYPERWARP RACER | HYPERWARP PACER |
| 特徴 | 軽量型モデル | バランス型モデル | スピードエントリーモデル | トレーニングモデル |
| 目標タイム目安 | サブ3以上のエリート | サブ3以上のエリート | サブ3〜サブ4(3時間〜4時間) | レースペーストレーニング |
| ランナータイプ | ピッチを回して走るランナー | ストライドで押して走るランナー | カーボンプレート初挑戦ランナー | ノンプレートで脚を鍛えたいランナー |
| 推奨シーン | フル/ハーフマラソン、ショートレース | フル/ハーフマラソン | フル/ハーフマラソン | スピードトレーニング |
| 重量(27.0cm) | 約135g(前作比▲2g) | 約160g(前作比▲10g) | 約200g | 約205g |
| スタックハイト | 35.0 – 38.0mm(ドロップ3mm) | 36.0 – 39.0mmドロップ3mm) | 34.0 – 37.0mm(ドロップ3mm) | 32.5 – 35.5mm(ドロップ3mm) |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY XP+(全体) | 上層:ENERZY XP+ 下層:ENERZY XP | 内側:ENERZY XP+ 外側:ENERZY NXT+ | MIZUNO ENERZY NXT |
| プレート | 3Dカーボン(前足部へ8mm延長) | 3Dカーボン(前足部へ8mm延長) | フルレングスカーボン(剛性控えめ) | プレートなし (シャンクインサート採用) |
| アッパー | TPEEウーブンアッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |

各モデルの進化点と詳細解説
1. HYPERWARP PURE 2(ハイパーワープ ピュア 2)価格:35,200円

〜ピッチ系・最軽量を追求するエリートランナーへ〜
- 重量: 約135g(27.0cm)※前作比約2g軽量化!
- スタックハイト: 前足部35.0mm / かかと部38.0mm(前作比+3.5mm厚底化)
- 最大トピック: 「3.5mm厚底化しながら、約2g軽量化」という驚異の進化!
ミッドソール全体に、前作よりさらに軽量・高反発な『MIZUNO ENERZY XP+』をフル搭載。
さらに、ミズノ独自の3Dカーボンプレート『SMOOTH SPEED PLATE』が前足部方向へ8mm延長されました。これにより蹴り出し最後のアシスト力と推進力が飛躍的に向上しています。
アッパーには軽量性とホールド感に優れる『TPEEウーブンアッパー』を採用。
素早い反発レスポンスが得られるため、ピッチを上げて押していくランナーに最高の武器となります。
2. HYPERWARP ELITE 2(ハイパーワープ エリート 2)価格:29,700円

〜トータルバランス重視・ストライド系エリートランナーへ〜
- 重量: 約160g(27.0cm)※前作比約10g軽量化!
- スタックハイト: 前足部36.0mm / かかと部39.0mm(前作比+1.0mm厚底化)
上層に高反発な『MIZUNO ENERZY XP+』、下層に安定性とクッションのバランスに優れる『MIZUNO ENERZY XP』を配置した二重ミッドソール構造。
PURE 2同様に前足部方向へ8mm延長されたカーボンプレートを内蔵しつつ、ストライドを広げて推進力を得るランナーが求める「反発性と着地安定性の絶妙なバランス」を高次元で両立しています。
約10gの大幅な軽量化も果たしており、レース後半まで足を残したいサブスリーランナーの本命候補と言えます。
3. HYPERWARP RACER(ハイパーワープ レーサー)価格:22,000円

〜サブ3.5〜サブ4を目指す・カーボン初挑戦のサブエリートへ〜
- 重量: 約200g(27.0cm)
- スタックハイト: 前足部34.0mm / かかと部37.0mm(ドロップ3.0mm)
第一世代の「PRO」の位置付けが進化し、ネーミングも「RACER」へと刷新されました。
最大の特徴は、前作のカーボン配合樹脂プレートから「剛性をマイルドに抑えたフルレングスカーボンプレート」へとアップデートされた点です。
上位モデルほど脚力を求められないため、初めてカーボンプレート厚底を履くランナーでも扱いやすい設計となっています。
ミッドソール外側に安定性に優れる『MIZUNO ENERZY NXT+』を配し、内側に高反発な『ENERZY XP+』を配することで、着地時のブレを防ぎ直進方向への推進力を効率良く生み出してくれます。
4. HYPERWARP PACER(ハイパーワープ ペーサー)価格:18,700円

〜上位モデルを履きこなすためのノンプレート・レーシングトレーニング〜
- 重量: 約205g(27.0cm)
- スタックハイト: 前足部32.5mm / かかと部35.5mm(ドロップ3.0mm)
上位モデルのハイパフォーマンスを練習でも再現するために設計された、レースペーストレーニング用モデル。
他社で言うアディダスの「ADIZERO EVO SL」やプーマの「ディヴィエイト ピュア ニトロ」などが直接のライバルになりそうなポジションです。
あえてプレートを排除して脚への負荷を抑えつつ、中足部に『シャンクインサートパーツ』を配置することで剛性と安定性を確保。自分の足をしっかり鍛えながらレースペースの感覚を磨くことができます。
(※現在ピュアニトロを愛用している私自身、買い替え候補として「EVO SL2」かこの「HYPERWARP PACER」を強く惹かれています!)
まとめ:2026年秋のミズノは本気度が違う!
今回は11月発売予定の「HYPERWARP 第二世代」4モデルについてご紹介しました。
- HYPERWARP PURE 2: 厚底化(+3.5mm)しつつ135g!ピッチ系最軽量レーサー
- HYPERWARP ELITE 2: 10g軽量化!ストライド系・トータルバランス型レーサー
- HYPERWARP RACER: カーボン初挑戦・サブ3.5〜サブ4目標の本格レースモデル
- HYPERWARP PACER: ノンプレートで脚を鍛えるポイント練習用トレーニングモデル
それぞれの役割が明確に整理され、レベルやピッチ/ストライドの走法に応じた最適な一足を選びやすくなりました。
実物を確認でき次第、徹底レビュー記事もアップしていきますのでお楽しみに!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。