私の現在の愛車に関してレビューします。
3シーズン目、かれこれ1500km以上乗ったので、大きく印象が変わることもないかと思うので思ったことを書こうと思います。
LOOKについて
Cerveloの獰猛なフレームも好きですが、LOOKの他を寄せ付けない独自路線が自分も好きで漠然とした憧れがありました。
出会い(購入のきっかけ)
サーヴェロのロードバイクから乗り換えようと思ったのは、795 Aerolightを購入することになったからです。
以前よりNNLLレーシングサイクルさんにはお世話になっており、ZIPP404の11S化であったり、他にも色々な無茶振りについて、真摯に対応いただいていました。
在庫品として、格安でAeroLightを譲っていただくことになりました。
Aerolightでの2シーズン目の真夏のある日…
見通しの悪い左カーブを逆走で走ってきた自転車の少年と出合い頭に衝突しそうになり、慌てて避けて落車…
フレームに小さなクラックが入ってしまいました。
修理することになり、その代車としてレンタルされてきたのが、色違いのLOOK795 RS BLADEでした…
それがLOOK795 RS BLADEとの出会いです。
各部紹介
※私が所有しているのは2019年型のリムブレーキモデルなので現在のカタログ値とは異なります。
ステム :LOOK純正品90mm
シートポスト :LOOK純正品(近々、新型AEROPOST3に変更予定)
クランク :カンパニョーロ(Campagnolo)スーパーレコード 50-34t 170mm
ブレーキ :前後 シマノ(SHIMANO)DURA-ACE BR-9000
ディレイラー :前後 シマノ(SHIMANO)DURA-ACE 9000系
STI :シマノ(SHIMANO)DURA-ACE ST-9001
ハンドル :DEDA VINCHI エアロハンドル 40cm
サドル :タイオガ(TIOGA)スパイダー ストレイタム(カーボンレール)
ホイール :カンパニョーロ(Campagnolo)BORA WTO 60
タイヤ :ヴィットリア(Vittoria)CORSA TLR (AIR LINER入り)
リムテープ :フィジーク(FIZIK)
私程度の貧脚には十分すぎるスペックです。
機材が良ければ良いほど乗りやすいので満足です。
以下は点数を付けてみました。各部10点満点です。
クランク、ブレーキ、ハンドル、ステム等は違いますが、変速機はAeroLightから流用しました。
1.登坂性能
8点
エアロロードとしては、かなり登坂性能は高い方です。
Cervelo R5がアンダー6kgと超軽量だったので、それと比較するのは酷ですが、シッティングでもダンシングでも上りますし、ダンシングで振ることもできます。
2.平地巡行
9点
軽量バイクで感じていたある程度の速度に達すると、スッカスカになるような感覚はありません。
エアロロードなので、当然のごとく平地での巡行性能は高く、疲れているとき以外は抜かれることはほとんどありません。
3.ゼロ加速
8.5点
軽量バイクと比較するとやや引っかかり感は否めませんが、加速し始めるとぐんぐんと伸びていきます。
思わずニヤリとしてしまうくらいです。
4.衝撃吸収性
10点
過去に乗ってきたロードバイクの中で一番衝撃を吸収してくれています。
サドルがストレイタムだからかもしれませんが、AeroLightでもストレイタムを使っており、そこまで衝撃を吸収している印象は無かったので、このバイク特有だと思います。
ちなみに知り合い含めて私以外に3名いますが、皆口を揃えてそう言うので間違いはないかと…
5.安定性
9点
軽量バイクでありがちなフラつきは無く、自然に真っすぐ矯正される印象です。
AeroLight程の空力性能は感じません。
総合評価 44.5点/50点
ここまでトータルバランスに優れたバイクは人生初です。
まとめ
坂道も苦になりませんし、ロングライドでも身体へのダメージは少なめ…
カーボンのバランスも良いのだと思います。
パリッとした硬さがありつつ、衝撃吸収性が高いので乗り心地も良いです。
足を使い過ぎないので、ロングライドにも使えます。
LOOKのイメージは、”尖った”ロードバイクというイメージでしたが、良い意味で覆されました。
最初は代車としてレンタルでしたが、とても気に入ったのでホワイトを購入するに至りました。
AeroLightはというと、3年位たちますがまだ戻ってきません…
修理工房は込み合っているようで、一番有名なカーボンドライジャパンさんでもバックオーダーを抱えた状態で最低1年は掛かるようです。
とてもお気に入りのバイクなので、皆さんにもおすすめです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。