前置き

Garminより待望の新機種としてForerunner970とForerunner570が販売となります。
※管理人は2023年の販売当初からForerunner265ユーザーです。


機能面の比較や価格的メリットがあるか比較して購入検討している方の参考になる記事にしていきます。
予約・販売・価格について
詳細は以下の通りです。
予約開始:2024年5月29日(木曜)
販売開始:2024年6月5日(木曜)
Forerunner970:121,800円(税込)
Forerunner570:89,800円(税込)
価格がかなり高くなったという印象です。
Garminはアメリカ企業なので、為替の影響を大きく受けていることは間違いありませんが、それにしても高額になったと言わざるを得ません。
充電機能は「Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電」を維持
管理人はGarminの充電方法に関しては不満を持っています。
理由は、耐久性が低いのです。
純正のケーブルを何度か買い換えました。
買い替えの理由は何故か1年くらいで使えなくなるのです。
今は格安のサードパーティーソケットを購入していますが、これもまた頻繁に壊れるので予備を数個持っています。
USB-C規格に変更してくれていれば、高額でも買い替えを前向きに考えられたのですが…
Forerunner 970 / 570 /265 機能比較
一覧表にまとめてみました。
![]() Forerunner970 | ![]() Forerunner570 | ![]() Forerunner265 | |
---|---|---|---|
重量 | 56g | 50g | 47g |
ディスプレイ | AMOLED (第五世代) | AMOLED (第五世代) | AMOLED (第四世代) |
解像度 (ピクセル) | 454 x 454 | 454 x 454 | 416×416 |
レンズ素材 | サファイアクリスタル 高級腕時計と同じ素材 | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 |
ベゼル素材 | チタン | アルミニウム | FRP |
定価 | 121,800円 | 89,800円 | 62,800円 |
光学式心拍計 | ◎ (第五世代) | ◎ (第五世代) | 〇 (第四世代) |
稼働時間 | ●スマートウォッチモード: 約15 日間 ●GPSモード:約26時間 ●SatIQ(自動選択)モード: 約23時間 ●マルチGNSSマルチバンドモード: 約21時間 ●GPS+音楽再生モード: 約14時間 ●SatIQ(自動選択)+音楽再生モード: 約13時間 ●マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約12時間 | ●スマートウォッチモード: 約11 日間 GPSモード:約18時間 ●SatIQ(自動選択)モード: 約16 時間 ●マルチGNSSマルチバンドモード: 約14 時間 ●GPS+音楽再生モード: 約9時間 SatIQ(自動選択)+音楽再生モード: 約8時間 ●マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約8時間 | ●スマートウォッチモード: 約 13 日間 ●GPSモード: 約 20 時間 ●マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード: 約 6 時間 ●マルチGNSSマルチバンドモード: 約 14 時間 |
スピーカー・マイク | 〇 | 〇 | × |
ゴルフ機能 | 〇 | 〇 | × |
ランニングエコノミー | 〇 | × | × |
ステップスピードロス | 〇 | × | × |
ランニング耐久値 | 〇 | × | × |
フラッシュライト | 〇 | × | × |
心電図 | 〇 | × | × |
他にもたくさんの機能がありますが、その点に関しては公式サイトにてチェックしてください。
特筆すべき機能(570/970共通)①:第五世代となった光学心拍計
第

四世代では4個だったセンサーの数が6個に増加し、配置も新しくなりました。
日常生活や睡眠中をはじめ、激しいスポーツ中でもより高精度な計測を実現します。
管理人がランニング中に一番重要視しているのは心拍計です。
チェストバンド時代からずっと使用してきました。
ForeAthlete745時代の光学心拍計は精度が低く信頼に値しませんでしたが、Forerunner265になってかなり信頼性が上がりました。
Forerunner970/570では最新の第五世代に進化しており、信頼性が上がっていると思います。
しかし、別売りのチェストバンド式センサー「HRM 600」や「HRM-PRO」との組み合わせもラインナップされていることから、各種センサーに関する精度は完ぺきではないということでしょう…
特筆すべき機能②(570/970共通):スピーカー&マイク機能
音声通話、音声アシスタント、音声コマンドに対応です。
管理人的にはランニング時にスマホは持ち歩きませんので、ハッキリ書いてしまうと不要な機能です。
トレッドミルで走る際はスマホは使用しますが、イヤホンを装着しているのでこれまた機能的には不要です。
唯一ロードバイクでライド中に通話できる機能は魅力的ですが、そこまで頻繁にロードバイクに乗るわけではないので管理人にとって必要性は低いです。
特筆すべき機能③(570/970共通):視認性がさらに向上した「AMOLED」
アラフィフ世代だと老眼で視認性がとても重要です。
第5世代のディスプレイとして視認性がさらに向上。
直射日光下でも視認性が高く、夏のランニングで活躍しそうです。
管理人としては265の第四世代で視認性は満足しています。
特筆すべき機能(570/970共通):ゴルフ機能
これまでは「Fenix」や「Approachシリーズ」のみ搭載されていました。
スコア管理や飛距離計測などの基本的なゴルフ機能が570/970では使用可能になりました。
管理人はゴルフはしませんので、興味がありませんが、ラン&ゴルフという2つ趣味を楽しむユーザーにとっては非常に
魅力的な機能が搭載されました。
Forerunner970のみに搭載される魅力的な機能①:心電図(ECG)アプリ対応
※家庭用プログラム医療機器として登録されており、22歳以上の使用が前提。
管理人が最も注目している機能です。
心拍の電気信号を記録して、不整脈(心房細動)の兆候を検出することが可能です。
これは医療機器レベルの機能で、Garminとしても今後の健康志向トレーニングに本腰を入れる姿勢が見えます。
どれだけの精度なのかがまだ分かりませんが、今後に期待できる機能の一つです。
Forerunner970のみに搭載される魅力的な機能②:フルカラーマップ&ダイナミックラウンドトリップ
フルカラーマップをForerunnerシリーズで初めて搭載しました。
ナビ機能だけでなく、目的地までの距離を入力すると、スタート地点に戻るための最適なルートを自動で提案してくれる「ダイナミックラウンドトリップ」機能が新たに搭載されました。
仮にランニング中にコースを外れても、距離やルートバランスを考慮したナビゲーションを続けてくれるので、初めて走る土地での不安が払しょくされます。
Forerunner970のみに搭載される魅力的な機能③:LEDフラッシュライト
夜間・早朝ランニングを安全に走る事ができます。
赤色点灯、SOS点滅モードもあり、安全性にも考慮された機能です。
管理人は日没している時間帯に走る事が多く、ジムに移動する際にも自転車のライト以外にも活躍してくれそうです。
Forerunner 265から買い替える必要性はあるか?
ハッキリ書きます。
買い替える必要性は「ありません」
・265の価格が安い(定価:62,800円)
・さらにシンプルで良いなら165でも良い(定価:44,800円)
・心拍計の精度はチェストバンド式には適わない
・一世代前でも「AMOLED」の視認性は良い
マイク・スピーカー機能に関しては、必要と感じない人も多いでしょう。
管理人はスマホをランニング時に使用したくないのでSuica機能や音楽プレーヤー機能が内蔵されたForerunner265に魅力を感じ、販売当初から現在に至るまで使用しております。
管理人にとって必要な機能はForerunner265で足りていると判断できるので今回は買い替える予定はありません。
将来的にForerunner170のような機種が販売される場合は検討しますが、現段階において即買い替える予定はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
長々とした記事になってしまいましたが、「 Garmin Forerunner 970 / 570 」に関するレビュー記事を書きました。
管理人は買い替える必要性は「なし」と判断しました。
・265と比較して高額である
・GPSキャッチ速度は265で満足している
・スマートフォンをランニング中に持ち歩いていないのでスピーカー・マイク機能は不要
・ゴルフはしないので、「ゴルフ機能」は不要
・機能面において265で不満なし
・新機能で買い替えしたいほど魅力的な機能は見当たらず…
・充電規格が「Garmin専用規格継続」である点…
ランニングのみでシンプルな機能で良いならForerunner165でも良いと思っていますが、Forerunner265が最もおススメです
それについては↓の記事で触れています。

ゴルフ機能やマイク機能を使ってみたい人は良いとは思います。
しかし、それらの機能に魅力を感じない人には265で良いという見解です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。